バナナダイエットは本当に痩せるの? 管理栄養士が効果的なやり方~注意点まで徹底解説

以前からダイエット食材として注目されている「バナナ」。栄養が豊富なバナナは痩せやすい体作りに最適! そのままでも食べやすくアレンジの幅が広いのも魅力。そんなバナナダイエットでより効率よく痩せるために、管理栄養士の高杉保美(ほみ)さんにダイエットのポイントやアレンジレシピを教えてもらった。

バナナダイエットで痩せることは可能なの?

「バナナダイエット」と聞いて、バナナだけを食べると思ったひとはいったんストップ。ここで効果的なバナナダイエットのやり方を確認してほしい。「◯◯ダイエット」とさまざまな食材でブームが起こるけれど、その食材だけを食べるのは危険…!

バナナは糖質量が多いので、夜食べるよりは朝食や間食に取り入れるのがおすすめ。バナナ1本は約86kcalで、ごはんだとお茶椀半分に相当するので、普通に朝食をバナナに置き換えてもダイエットになるということ。

バナナに含まれる糖質はエネルギーに変わりやすく、糖質の吸収が緩やかなので腹持ちがいいのも◎。運動前の栄養補給にもぴったり。

注意点はある?バナナダイエットのメリット・デメリット

どんなダイエット方法にもメリットとデメリットがある。メリットで自分の悩みの解決やライフスタイルと合っているかを確認しながら、デメリットに注意して。

<メリット>
・ビタミンB群が多く含まれるので、エネルギーの利用効率がアップ
・ホルモンバランスを整え、代謝を維持
・貧血予防効果が期待できるので女性におすすめ
・食物繊維が豊富なので便通改善に
・カリウムがむくみ解消に効果的
・トリプトファンがセロトニンの生成を促して、メンタルをサポート

<デメリット>
・糖質が高めなので食べ過ぎに注意が必要

バナナダイエットのやり方をレクチャー

先述のとおり、バナナは糖質が高めなので食べるなら朝食か間食に。摂取の目安は1日1〜2本がおすすめとのこと。そのまま食べるときはよく噛むことで消化が良くなり、満腹感が得られる。

糖質はエネルギーに変わりやすいので、運動前に食べるとトレーニングのパフォーマンスがアップする上に、代謝効率もアップ。逆に代謝が低下する夜に摂取するのは控えて。

バナナと相性が良い食材とは?

バナナにはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれている。それでも不足しがちなミネラルを補うためにバナナに野菜や果物を組み合わせて、スムージーやバナナボウルにして食べるのがおすすめ。

バナナには水溶性食物繊維「ペクチン」や整腸作用のあるオリゴ糖が含まれている。これによって多くの女性が悩んでいる便秘の改善に役立つ。
みかんやりんご、いちごにはペクチンが豊富に含まれており、腸内を掃除しながら排便をサポート。ペクチン自体も善玉菌のエサとなって善玉菌を増やすので、腸内環境の改善に繋がる。

腸内環境を整える食材としてはヨーグルトや豆乳も◎。ヨーグルトは生きたままの善玉菌を腸内に届けてくれる。ペクチンとの相乗効果で腸内環境を整え、腸のぜん動運動を促進して便通の改善に。豆乳にも整腸作用のあるオリゴ糖が含まれている。

管理栄養士がおすすめするバナナアレンジレシピ

高杉さん考案の朝食におすすめのバナナレシピを公開。材料を入れて混ぜるだけの簡単レシピなので忙しい朝にもぴったり。

<用意するもの>食べやすい分量
・バナナ 1本
・ヨーグルト 1個(80~120g)
・しそ 1枚

先ほどもあったように、バナナをヨーグルトと合わせることで腸内環境改善効果が抜群。また、しそに含まれる「ロズマリン酸」には糖の吸収を緩やかにしてくれる作用があるのでダイエットに良い。
しその爽やかさとヨーグルトの酸味、バナナの甘みが絶妙にマッチして美味しいのでぜひ試してみて。

バナナはダイエット効果だけでなく、女性に嬉しい効果がいっぱいなので、ダイエット目的でなくても日常的に摂取しておきたい食材。手軽に食べられて、アレンジの幅も広いバナナはそのまま食べてもよし、さまざまな果物や野菜とミックスしてスムージーにするもよし。満腹感もあるので、無理せず飽きずに続けられそう!

「バナナダイエット」以外のダイエットについてもっとくわしく知りたいひとは、高杉保美さんの著書『やセレクション ~これを選んで食べたら、15kgやせました~ (主婦の友社)』をチェック!

取材協力/管理栄養士 高杉保美

text : Yukari Shirai

supervised by

管理栄養士
高杉保美

大手プライベートジムにて、2,000人以上に栄養指導を実施。自身も管理栄養士を取得後-15kgのダイエットに成功。現在はセミナー講師、栄養指導を中心に活動中。

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