レジ袋有料化以降すっかり浸透したエコバッグ。時代を先ゆくライフスタイリストの大田由香梨さんは、エコバッグのその先に移行中。
いま買い物バッグとして大田さんが使っているのは「風呂敷」。日本の伝統的な文化・風呂敷は1枚持っているととても便利なのだとか。大田さんが日々の生活で実践する、風呂敷の使い方を覗き見。
「風呂敷」でスマートなお買い物ができる

出典: 大田 由香梨さん
以前はエコバッグを買い物バッグとして使っていた大田さん。でもいまは「風呂敷」のスマートさにハマり中。

出典: 大田 由香梨さん
風呂敷は見た目のクールさだけでなく、動作がシンプルに削ぎ落とされるのも魅力。
おうちに帰ってきたときはテーブルの上に乗せて、両端をほどくだけ。ひとつずつ取り出す手間も無くなって、とても楽。風呂敷は1枚持っていると便利だし、「考えたひとはすごい!」と思ってリスペクトしています。
ちなみに一説によると、風呂敷は昔大名たちが公共浴場に行くときに服を包んで運び、その布の上で着替えていたことから「風呂敷」と呼ばれるようになったそうですよ。
コメント: 大田 由香梨さん
慎ましい和の心を背景に感じられるのも粋。
サイズは大きめがポイント。風呂敷バッグの結び方

出典: 大田 由香梨さん
買い物バッグとして使う風呂敷は大サイズがポイント。大田さんは100cmを超える大きなものを愛用中。リバーシブルの風呂敷なら、気分や服装によって表にくる面を変えられる。

出典: 大田 由香梨さん
大田さんが教えてくれた結び方はとっても簡単。風呂敷の左右それぞれの隅と隅を、2回ずつ結んで固結びをすればOK。これだけで物が落ちたりせず、バッグとして使えるなんて、本当に風呂敷って便利。
大田さんご愛用の風呂敷、京都「むす美」のサイトでは動画で結び方を展開。
風呂敷バッグの結び方
気持ちも買い物効率も抜群に上がる風呂敷。先人の知恵を取り入れて、大田さんのように一歩先行くエコ生活をはじめてみては。
取材協力 Stylist/大田由香梨
買い物で使うエコバッグ、いま「風呂敷」にしています。風呂敷って、本当に使いやすくておすすめ!スーパーに行って買い物かごに「敷かせてください」と伝えて、その上に商品を並べてもらいます。そのときに両端を結べば、ひょいっとバッグと同じように持って帰れちゃうんです。買い物かごからエコバッグへ移し替える必要もなくて、時間も短縮。
コメント: 大田 由香梨さん