自粛生活が続くなかで、自宅で楽しめる“お取り寄せフード”を探しているひとも多いのでは? 外食ができないぶん、ちょっとリッチなこだわり食材へのお取り寄せ需要が増加している昨今。おすすめのお取り寄せフードを、食のプロであるベジ活アドバイザーの生井理恵さんに教えていただいた。
【野菜】昔ながらの露地栽培で味の濃い野菜を堪能

出典: やすだ農園
東京都西東京市で家族経営している野菜農家の「やすだ農園」。昔ながらの露地栽培にこだわって手作業で大切に育てた野菜を販売。直射日光をたくさん浴びて育った野菜は栄養がぎゅっと凝縮されていて、味が濃いのが特徴。
野菜を育てる土は土壌消毒をほぼ行わず、微生物の力を備蓄。落ち葉から完熟堆肥を自作し、米ぬかや各種糞堆肥また緑肥などを併用。土本来が持つ力を発揮できるようにしている。また、化学農薬や化学肥料は必要最低限のみ使用して体に優しい野菜づくりを実践。環境への配慮が認められ東京都エコファーマーを取得している。
【野菜】感動するおいしさを体感できるフルーツトマト
フルーツトマト栽培のプロフェッショナルが集まるフルーツトマト専門農場を営む「ドロップファーム」。とても甘くてまるで宝石のような「美容トマト」を中心に、その美容トマトを使った「美容トマトジュース」を販売。
もともと医療用に開発された技術を農業に応用した「アイメック®」という技術を農業に転換した農法で、丁寧に生産管理することでストレートな甘さが特徴のトマト栽培を実現。
果物のように甘くて美味しいので、調理せずにそのまま食べてほしいです。皮が薄くて柔らかいのでそのまま食べても口に残りません。
美容トマトと美容トマトジュースがありますが、どちらもおすすめ。
たまたまお店で見かけたときに「美容」というワードが目に入って買ってみたら感動レベルの味でした。いろんなひとにおすすめしてます(笑) 500円くらいでこんなに美味しいなら少し値が張っても美容トマトを選びたいですね。
コメント: 生井理恵さん
【果物】旬のフルーツを美味しくおしゃれに味わう
静岡県静岡市のみかん農家発で旬のフルーツやそのフルーツを使ったジュースやジャムを販売している「Fresh Club(フレッシュクラブ)」。
農業が直面している、「フードロス問題」「日本の低食料自給率問題」「農業従事者のサスティナブル(持続可能)問題」の課題にも取り組んでいる。
ロサンゼルスでビジネスをしている代表の経験を生かしたロゴはLA風のおしゃれなデザイン。
私はデコみかんを購入して食べましたが本当に美味しいんです。デコみかんは2月末で終了していて、1月〜6月までの旬はいちご。「紅ほっぺ」がおすすめ。
いちごジャムやいちごジュースもあるので、こちらもお取り寄せしたいと思います。パッケージがおしゃれなのでプレゼントにも喜ばれそうですよね。
コメント: 生井理恵さん
【スイーツ】罪悪感ゼロのナチュラルなアイスキャンディ

出典: Mash Up Online Shop
100%自然素材のアイスキャンディーの製造・販売を行う「マッシュアップ」。湘南発のオーガニック&ナチュラルなアイスバー「SHONAN POPs」や、吉野本葛を使用した「京都・本くず氷」をはじめ、お酒が入った「The BAR モヒート」のアイスキャンディーなどを販売している。
鮮やかな色はフルーツが持つ天然の色そのもの。これから夏にかけてうれしいカロリーオフのアイスキャンディーが自宅にいながら楽しめる。
砂糖、添加物不使用のアイスキャンディーは罪悪感がなくてダイエット中のかたにもおすすめ。乳製品を使ってないので軽い口当たりでさっぱりした甘さが◎。
お酒が入ったアイスなど変わり種が多いのもおもしろいですね。見た目もカラフルでとてもかわいいんですよ!
コメント: 生井理恵さん
食のプロが選ぶお取り寄せはこだわりと美味しさが詰まった逸品ばかり。さらに、贈りものとしても喜ばれそうなほど見た目もかわいいい! 自分用で購入しても届くのが楽しみになるはず。コロナ禍だからこそオンラインショップをスタートしたというお店もあるので、この機会にぜひ試してみては。
取材協力/ベジ活アドバイザー 生井理恵
三越や伊勢丹などで販売したり、レストランに卸している農家さんがオンラインショップも運営しています。旬を大切にされているので、野菜が出尽くしてしまうとオンラインショップもおやすみになるときも。
定期便でなくても1回ずつ購入可能なのでいろいろな野菜を試しながら買うことができます。冬に野菜が充実していますが、夏もめずらしいきゅうりが出てきます。コロナ禍で出不精になったのでオンラインショッピングで野菜をよく買っています。
コメント: 生井理恵さん