深刻化しつつある環境問題へのアクション。興味はあるけれどきっかけを探しているなら、そのひとつとして、資源循環BAGを手にとってみてはいかが。ユーズドのパラグライダーでつくられた「HOZUBAG」をご紹介。
SDGs未来都市・亀岡×THEARE PRODUCTによる持続可能な環境プログラム「HOZUBAG」

出典: HOZUBAG
HOZUBAGは持続的なまちづくりに挑むSDGs未来都市の京都府亀岡市と、ファッションブランド「THEATRE PRODUCTS」によるサスティナブルブランド。飛ぶ役目を終えたパラグライダーを回収し、軽くて丈夫なエコバッグへと生まれ変わる。

出典: HOZUBAG
HOZUBAGは京都府を流れる保津川から命名。パラグライダーを回収、解体する拠点として亀岡市に「HOZUBAG FACTORY」をつくり、資源の循環を生む活動と製品を生み出している。
軽くて丈夫、心踊るカラー。サスティナブルブランド「HOZUBAG」を日々の生活に
HOZUBAGはユーズドのパラグライダーを使っているため、軽くて丈夫。そして機体毎に異なるカラーが魅力。トートバッグとサコッシュの展開で、トートバッグはM、L、XLから選べる。
エコバッグとして使ったら重い瓶類なども気兼ねなく入れられそうだし、大容量なサイズも嬉しい。また仕事や、お出かけコーデのアクセントとしても持ちたくなる心躍るデザイン。
HOZUBAGのコンセプトは「水が海から雲になり、やがて雨として山に降り、川を流れて海に着くように、とても当たり前で自然な循環をHOZUBAGがささやかに生み出します」。裁断する場所によって表情が異なり、そのバッグの個性に愛着が湧いてくる。
目指す社会は「対話」から。SDGs未来都市「亀岡市」の取り組み

出典: 亀岡市
亀岡市は2021年度に「亀岡プラスチックごみゼロ宣言」を本格施行したり、SDGs未来都市選定事業の「かめおか霧の芸術祭」を開催したり、SDGs未来都市としてさまざまな取り組みを行なっている。
SDGs未来都市とは「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向け優れた取り組みを行う地方自治体を、内閣府が選定したもの。
出典 YouTube
2020年には「しぜんの中の小さな会議」と題し、SDGsアクションとして対話イベントを実施。認知拡大のため、Mr.Childrenなどを手掛ける丹下紘希氏がプロモーションビデオを制作した。亀岡市のオフィシャルYoutubeチャンネルにて公開中。
地域の住民だけでなく亀岡市長も含めて対話をし、官民隔てなくみんなで理想とする社会を目指そうとしている熱意を感じることができる。
自分が買うもの、見につけるものの背景を知り、納得した上で購入することがわたしたちにできるワンアクション。身につけることが心地よい、サスティナブルなバッグを選んでみて。