マスクでメイクは目元が中心だし、可愛い春の新色が増えてきている。だけど色の組み合わせは難しくて、どの色とどの色を合わせたら失敗しないのか、可愛くなれるのか…。
そこで今回は、旬の可愛くなれるメイクに定評があるヘアメイクアップアーティスト・宮本由梨さんに、カラーアイシャドウの色合わせを教えていただいた。
可愛い色のアイシャドウたくさん持ってるけど、使いこなせてる?
きれい色を見ると気持ちが上がって買いたくなって、そうしていろんな色が増えていく。だけど結局いつも同じ色、無難なブラウンシャドウばかりつけているのでは?
パレットですでに組み合わせができていても、どれをどこに塗ったらいいのか、単品シャドウは自信がないし、何色を買い足せばいいかもわからない。
色とりどりのカラーシャドウを、メイクプロはどうやって組み合わせているのだろうか。
寒色と暖色を合わせるのが可愛いんです
同系色のグラデーションは安心だけど、いつもそればかりじゃつまらない。
上まぶたに涼しげな色を使って下まぶたには暖かみを感じる色を使うと、インパクトは出るけど、カラーシャドウ初心者でも失敗しづらくなるのだそう!
おすすめの色合わせ例
宮本さんおすすめの、いまっぽくて可愛い色合わせを具体的に教えていただいた。
グリーンとピンクの組み合わせが可愛い気分です。色のついたラメを入れたり、発光パールの質感を楽しんだり。アディクションのアイシャドウは、ラメ可愛いからめちゃくちゃ使ってます!
コメント: 宮本由梨さん
グリーンとピンクの組み合わせは印象的だけど、明るさや鮮やかさを変化させたり、質感を変えたりすることで、可愛く優しげな目元になれる。

出典: ライター撮影
ADDICTION ザ アイシャドウ
¥2,000(税込)
上: 016P ミッド ナイト ドライブ
下: 023M ラスコー
パープルとオレンジの組み合わせもおすすめです。テクスチャー違いで重ねると可愛いので、練りゴールドを仕込んでからラメパープルを重ねると、ピタッとラメが飛ばないし質感もいまっぽいなと思います。オレンジは下まぶたに。
コメント: 宮本由梨さん
パープルとオレンジって新しい!でも日本人の肌にオレンジはなじみやすいから、何色にでも合わせやすいのだそう。
マットなベージュのアイシャドウをひいてから色をのせたり、ラメアイシャドウをラインっぽく入れると、マットとラメが合わさって可愛いですよ。
コメント: 宮本由梨さん
華やかなカラーはベージュをベースに入れておくことで、色だけが浮くことなく、きれいになじんでくれる。
注目するのは色だけではなく、質感違いを組み合わせるのがいまっぽくなる秘訣。

出典: ライター撮影
ADDICTION ザ アイシャドウ
¥2,000(税込)
上:012C ドゥオモ / 005SP ムーン リバー / 019M ソ リチュード
下:021M ベージュ / 024P ゲット アウェイ
薄〜いブルーにオレンジマスカラも可愛いです。RMKのカラーマスカラ可愛いですよ。
コメント: 宮本由梨さん
青とオレンジは反対色の関係だから、お互いの色を引き立て合ってくれる。両方鮮やかな色味にするのではなくて、どちらかを薄〜くするとバランスよくて、普段使いできるみたい。

出典: ライター撮影
RMK
アイシャドウ:インジーニアス パウダーアイズ N 13 ペールブルー ¥2,420(税込)
マスカラ:Wカラーマスカラ 02 ブラウンオレンジ ¥4,400(税込)
マスクだけどせっかくアイメイクで遊べるから、カラコンも取り入れて、私も楽しんでいきたいです!
コメント: 宮本由梨さん
メイクは足し引きのバランスがあるといまっぽく仕上がるのだそう。カラーアイシャドウでインパクトが出る分、あえてカラコンで薄い目の色のするのもおすすめ。

出典: ライター撮影
聞いただけでは奇抜かな?と思うような色合わせでも、実は驚くくらいしっくりなじんでくれた。
寒色と暖色の組み合わせや、色味の濃淡・強弱の違い、質感違いをミックスさせて、脱無難!自分を諦めず、いまが限界と思い込まず、色の力で新しい扉を開いてみよう。
いままでは同じような色の濃淡でメイクするのが多かったけど、あえて寒色と暖色を合わせたりすると、目元インパクト出て可愛いですよ。
下まぶたには暖色の方がくすみにくいかな。上手く入れないと青や緑はくすみやすいから、イエロー、ピンク、オレンジなどが失敗しにくいかなって思います。
コメント: 宮本由梨さん