今、次々新製品が発売され、注目されているフェミニンエリア専用コスメ。でも、そもそもデリケートなフェミニンエリアって、どうやってケアするの?
そんな疑問に自らフェミニンケアのコスメを開発する企業家で美容家の山本未奈子さんがズバッと回答。洗い方、保湿ケアを伝授します。
フェミニンエリアの3大悩み
デリケートゾーンとも呼ばれるフェミニンエリア。このフェミニンエリアについては、なかなか人と話しにくいもの。でも、多くの人が悩みを持っているそう。
そんな悩みを持っている人は、もしかしたら洗い方が間違っているのかもしれません。
フェミニンエリアは、洗いが足りないとニオイやかゆみの原因になり、洗いすぎると乾燥やくすみ、たるみを引き起こします。
そもそもフェミニンエリアは皮脂や汗が多く、蒸れやすいので、それらが原因でニオイやかぶれに繋がるのです。
洗い方や石けんの洗浄力に気をつけ、正しく洗い、保湿ケアをすることが必要です。
コメント: 山本さん
フェミニンエリアの洗い方&保湿ケア
洗うにも、保湿するにも、デリケートな部分だからこそ、専用コスメがおすすめだそう。
そもそも膣の中や粘膜部分は自ら清浄する力、自浄作用を持っています。洗うのは、ここではありません。ヒダの間に溜まった、皮脂や汗、尿が混ざった垢を洗うのです。
この部分はお湯で洗うだけでは、洗い足りないです。しかし、ボディソープでは洗浄力が高すぎて、知らない間にダメージを蓄積させることに。だから、程よい洗浄力で汚れを落として、潤いは残すフェミニンエリア専用ソープが最適なんです。
また、フェミニンエリアは、ほかの部位より経皮吸収率が高いのも特徴です。だから、きちんとしていないものを選ぶとトラブルの元に。保湿するなら、低刺激なフェミニンエリア専用美容液がベストです。
コメント: 山本さん
フェミニンエリアの洗い方
専用ウォッシュを使い、手指でなでるようにやさしく洗うことがポイントです。汚れが溜まりやすいヒダを広げるようにして隅々まで丁寧に。そして、やさしい水圧、ぬるめのお湯でしっかりすすぐことです。
コメント: 山本さん
フェミニンエリアの保湿ケア
専用の美容液を使い、保湿しましょう。美容液は、シャワーあとの清潔な肌に塗ることが大切です。また、粘膜部分には塗らず、ショーツが擦れる部分や排泄時にふき取る部分に塗りましょう。
コメント: 山本さん
山本さんおすすめフェミニンエリア専用ソープ&美容液
デリケートゾーンを「洗う&潤す」に最適なアイテムをピックアップ!

出典: ブランド提供
シンプリス センシュアル フェミニン デオウォッシュ 160ml 3,300円(税別)/シンプリス
しっとりふわふわの泡がベタつく汚れをすっきり落としながら、肌に必要な潤いはキープ。サトウキビエキスが消臭効果を発揮しながら黒ずみをケアし、茶葉エキスなどが菌の繁殖をブロック。
デリケートな肌にちょうどいい、pH6.5の微弱酸性のソープです。植物エキスや酵母エキスなどの美容成分が肌に必要な潤いを守ってくれます。洗い上がりは爽やかです。
コメント: 山本さん

出典: ブランド提供
シンプリス センシュアル フェミニン デュオセラム V-lite 22.5g V-tite 22.5g 6,300円(税別)/シンプリス
ウォーターベースの美容液V-liteとオイルベースの美容液V-titeを使う直前に混ぜることでフレッシュなまま肌にオン。植物由来成分やヒアルロン酸が肌を潤し、くすみやたるみをケア。透明感や弾力感のある肌に導く。
美容液タイプだから肌へのなじみがよく、ベタつきません。みずみずしく保湿しながら、黒ずみやたるみ、不快なニオイをケアできます。フェミニンエリアも顔と同じように保湿を習慣化するといいですね。
コメント: 山本さん
フェミニンエリアの悩みが深刻化しないうちに、お手入れをスタートしましょう。
取材協力/美容家・山本未奈子さん
フェミニンエリアというのは、膣のまわりを取り囲む大陰唇や小陰唇、肛門など。女性の多くが、このフェミニンエリアの「ニオイ」「乾燥」「くすみ」などの悩みを抱えています。
コメント: 山本さん