朝塗っただけでは、夜までもたない! 日差しから肌を守る、最適な塗り直しタイミングを美容家・山本未奈子さんがズバッと回答。さらに、健やか肌を保つ適切な落とし方をレクチャーします。
SPF値が低いものほど、こまめな塗り直しが必要
朝しっかり日焼け止めを塗っても、塗り直しが必要だそう。そのベストタイミングとは?
フェイス&ボディの日焼け止めの落とし方
日焼け止めの落とし方は、パッケージなどをチェックするのが基本。
日焼け止めには、化粧下地としても使える「顔用」、全身に使える「顔・体用」があります。日焼け止めはアイテムによって、それぞれ落とし方が異なるので、パッケージなどの記載を使う前に必ず確認しましょう。
顔用の日焼け止めですと、お湯で落とすタイプ、洗顔料で落とすタイプ、クレンジングで落とすタイプなどがあります。
コメント: 山本さん
クレンジングで落とすタイプなら、SPF値・PA値の違いでテクスチャーを使い分けるとGOOD!
クレンジングで落とすタイプで、SPF値・PA値の低い日焼け止めは、洗浄力が適度で肌への負担が比較的少ないクリームタイプのクレンジングが◎。
SPF値・PA値が高い日焼け止めは、肌に負担になるものが多いので、刺激の少ないマイルドな成分が配合されたオイルタイプのクレンジングがおすすめ。落とすときは、できるだけ強くこすらず、優しくオフするといいでしょう。
コメント: 山本さん
それでは、顔・体の兼用の日焼け止めは?
顔・体用の日焼け止めを顔に塗ったときは、顔用と同じように主に3タイプに分かれます。体に塗ったときは、ほとんどの場合、石鹸やボディソープで落とす必要があります。
日焼け止めは、肌に負担がかかるもの。落とし残しは、肌トラブルのもとになることも。毎日、しっかりオフしてあげましょう。
コメント: 山本さん
紫外線から肌をしっかり守って白肌を保つには、日焼け止めの塗り直しをお忘れなく。また、きちんと日焼け止めを落として、肌に健やかに保ちましょう。
取材協力/美容家・山本未奈子さん
基本的には2〜3時間に1回は、日焼け止めの塗り直しをしましょう。もし、汗をかいたり、肌を擦ったりした場合は、その都度、塗り直すと考えたほうがベターです。
SPF値は平均的な紫外線の下で、肌が炎症を起こすまでの時間の目安(15〜20分×SPF値)なので、紫外線の強さや汗の量などによっては、SPF値が低いものは、こまめな塗り直しが必要になってきます。
ムラにならないようまんべんなく、こまめに塗り直すことを心掛けましょう。特に耳の後ろは塗り忘れがちなので、気をつけてください。
コメント: 山本さん