マスクをしていると蒸し風呂状態になって、湯上りフェイスになっている方もちらほら。せっかくのメイクもパンダ目になってしまい台無しに。
そんなお悩みを解決するには、汗や血色、油分バランスの調整が必要なんだそう。目元プロデューサーの垣内綾子さんが実践しているアイメイクテクニックを伺った。
朝の目元の油分補給はなるべく控えて
良かれと思ってついつい塗ってしまうクリーム。実は、与えすぎた油分はよれやすい目元の原因になっているかも。うるおいは大事だけど、油分ばかり与えているのはNG。水分と油分のバランスを考えて、うるおい補給してみて。
目元は化粧水でコットンパックがオススメ。
1枚のコットンにたっぷり化粧水を含ませて割く。両目を3分間、コットンが乾く寸前までパックする。
コットンに残った化粧水は目元に優しく叩き込んで追い込みケア。その後、乳液やクリームなどの油分を、薄く塗って完了。
油分の目安は、半プッシュ弱。普段使っている量の3分の1〜半分を心がけて。

出典: 垣内さん撮影
左下:夏の分量 右上:通常の分量
基礎スキンケア後は油分バランスが落ち着くまで時間を置いて
化粧水、乳液が肌に浸透したら化粧を始める。浸透させている間に、ヘアセットをして時間を節約して。
パウダーをON ハンド&フィンガープレスで土台固め
マスクの蒸気が出てくる目の下、T字、目のくぼみにパウダーを乗せて仕上げる。血色にあったパウダーを選ぶのがポイント。
ブラシで乗せたあとは、土台を固めるイメージでフィンガープレス。触れるか触れないかぐらいの優しいタッチで、プレスしてみて。

出典: 垣内さん撮影
よれないメイクを施し、フィンガープレスをした場合。メイクがしっかり密着して時間が経っても崩れない。

出典: 垣内さん撮影
フィンガープレスをしなかった場合。目の下のシワの部分がよれてしまっている。

出典: 垣内さん撮影
スック リタッチ プレスト パウダー 02 グロウ 6,500円+税
単色のリタッチパウダー×4色のカラービーズパウダーでくすみをカバーし、ツヤもプラス。程よい血色感のある色味が、ナチュラルな印象に仕上げる。赤みが出やすい人は、01ポーセリンで血色感を落ち着かせてみて。
メイク崩れを防ぐためにはちょっとした工夫が大事。保湿ケアと土台固めを行って、崩れ知らずな陶器肌を目指して。
取材協力/目元プロデューサー・垣内綾子さん