いつものメイクとここが違う！マスクでも崩れないメイク。ベースに仕込むべきものetc

今年はマスク着用が必須。普段は全体でバランスを取っていたメイクも、目元を中心としたメイクにシフトしなければならない。

目元プロデューサーの垣内綾子さん曰く、目元だけで好印象を与えるには「目の下にチークを塗ること」が鍵なんだとか。今回はマスクをしてても美人見えできる、崩れない目元メイクをご紹介。

垣内さん曰く、マスクをしていても印象アップをするためには、目元に視線をフォーカスさせることが大事だそう。特に、マスクから見えている目の下のゾーンは”目元のレフ板”と呼んでいて、顔の印象を左右する大事な部分。この部分がくすんでいたりよれていたりすると、暗く清潔感のない印象を与えてしまう。

下地で目の下のくすみを飛ばすことでレフ板効果を発揮させ、透明感のある明るい印象チェンジしてみて。

スック ブルーミング グロウ プライマー　6,000円＋税

淡い青みピンクで色むらをカバーし、くすみを飛ばす化粧下地。

青みピンクはくすみを飛ばす効果がある。ツヤ感のあるものを選ぶのがポイント。

マスクで隠れない部分にはファンデを、マスクを着用するマスクゾーン部分には下地のみを塗る。ファンデ部分と比較しても劣らない透明感。くすみを飛ばして、美しいツヤ肌に仕上がる。

マスクをしている部分は熱がこもって、蒸し風呂になっていることも。垣内さんによると、マスクをしている部分は環境が別世界なのでメイクを変えることが大事だそう。

マスクで隠れる部分はファンデを塗らずに、下地だけでOK。汗かきやすい人はファンデを塗るとよれてマスクも汚れてしまうので、思いきって下地だけのメイクに変えてみて。

そのぶん、出ている部分はしっかりメイクすることが大事。マスクをしないときよりも光を入れることを意識して、ナチュラルに仕上げて。

まぶたにもファンデを薄く塗ってくすみ飛ばし。手で馴染ませながら艶感を意識して薄く塗ると、ナチュラルに透明感がアップする。

マスクで隠れない部分も厚塗りは厳禁。

マスクをしていると表情が伝わりづらく、冷たい印象になりがち。目の下にチークを入れることで、血色感がアップして柔らかく暖かい表情に仕上がる。

あくまでも表情を作るためのチークなので、濃く塗りすぎないのがポイント。指で取り、手の甲で調整して。

太陽光のベールを被せるようなイメージで薄く塗るのが、目の下チークの正解。

マスクと頬骨の上の少し高い位置、黒目の下の部分を中心にマスクに沿って塗る。

不自然に見えそうなメイクでも、マスクしていると違和感がないので挑戦してみて。

目元の保湿ができているとツヤ感が出て、ベールを纏ったようなメイクに仕上がるので、保湿もしっかり行うことがポイント。

キャンメイク クリームチーク 07 コーラルオレンジ　580円＋税

垣内さんオススメのクリームタイプのチーク。内側から滲み出るような、ナチュラルな血色感が叶うアイテムだそう。潤いがあるのにベタつかない、サラサラした質感が特徴。

クマやくすみはハイライトで解決できる。目元のくすみが気になるところに薄く入れるだけでOK。

特に塗るべきポイントはTゾーンと目の下。ファンデとハイライトを混ぜて、自然な光をプラスして。

スック シマー リクイド ハイライター 02 飾艶　3,900円＋税

ゴールドの繊細なラメ感が美しいリキッドハイライト。天然植物由来のトリートメント成分を配合しているのでうるおいを保てるのが嬉しい。

くすんだ目元には、ラメのアイシャドウがお役立ち。明るくて薄くて馴染みやすいゴールドシャドウは、ナチュラルなのに美しい目元に仕上げるのにぴったりのアイテムだそう。

濃いカラーのアイシャドウはよれた時に目立つので控えるのがベター。あくまでアイシャドウは、目元の引き立て役にする。

ケイト ザ アイカラー 037 イエローベージュ　650円＋税 ※編集部調べ

プチプラなのに高発色なケイトの単色アイシャドウ。全26色展開で使い勝手の良いカラーが勢揃い。ツヤ感のある美しい目元をつくり上げてみて。

さりげないゴールドラメが目元の美しさを際立たせる。細かいラメで上品な印象に。

左側がすっぴんで、右側は今回紹介したアイテムを使用しメイクを施した。透明感、血色感がアップして、明るい印象に。

目元だけで美人な印象を与えるには、血色感、透明感、ツヤ感が大事。くすみを飛ばすアイテムでメイクを楽しんでみて。

取材協力／目元プロデューサー・垣内綾子さん