眉メイクの仕上げに使用することで眉色を緩和したり、眉の毛並みを整えたりすることができる眉マスカラ。基本的に眉マスカラは「眉メイクの最後」に使用するけれど、なんと、眉メイクの最初に使用する方法もあるのだとか。
そこで今回は、眉マスカラを最初に使う眉メイク方法と、そのメリットとデメリットを美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんがご紹介。
眉マスカラからはじめる眉メイク
まず、すっぴん眉にいきなり眉マスカラを使用。「自眉を先に染める」ようなイメージで塗ってみて。
エテュセ/アイエディション(04.アッシュグレー)使用
自眉の色がワントーン緩和されたのがわかる。
次に、アイブロウペンシルやパウダーを使用していつも通り眉メイクを仕上げていく。
眉マスカラを最初に使用した場合と眉マスカラを最後に使用した場合とをみくらべると、最後に使用した場合の方が、眉マスカラの発色や仕上がりがややきれいなのがわかる。
また、眉の描きやすさや微妙な仕上がりの違いに気づいたことがあったため、メリット・デメリットをまとめてみました。
【メリット】
・眉色を先に染めることで、自眉の色にとらわれずにその後の眉メイクをすすめられる。
【デメリット】
・先にマスカラをのせることで眉毛の質感が変わるため、上からアイブロウパウダーを重ねるとややゴワゴワした感じになる。
・眉マスカラの上からパウダーを重ねることで、マスカラにパウダーがくっついて全体的にやや粉っぽく仕上がる。
・スクリューブラシでぼかそうとしたときに、マスカラがついた眉毛がひっかかってぼかしにくくなることも。
上記の通り、デメリットの方が多いように思える。ただ、自眉が濃くてお悩みのひとのなかには、「自眉の色を目安にアイブロウパウダーやペンシルで眉を描くと、どんどん眉色が濃くなってしまう…」というひともいるのだそう。
そんな方は先に眉マスカラで眉色を緩和すると自眉の色に引っ張られることなく理想の眉色に仕上げやすくなるため、試してみる価値があるかと思います。
コメント: 玉村麻衣子さん
メイクに正解はない、“当たり前”にとらわれず色々な方法や順序を検証してみることは大切。あなたも玉村さんの描き方を参考にしつつ、自分に合った眉メイク方法を見つけてみて。
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
仕上がりはこんなかんじ。パウダーのみでナチュラル眉にしました。
コメント: 玉村麻衣子さん