
出典: by.S編集部
この連載では、パワフルで型破りなお姐さまたちの金言をご拝聴。キャリア・結婚・出産…まわりと比べては、ときどきダークサイドに陥るアラサー世代。そんな自分が小さく思えてきちゃうかも?
お話をうかがったのは、今年50周年を迎える銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」不動のカリスマNo.1南々子さん。“遊びの女”から“本命彼女”に昇格するエクストリームな下克上テクがあるならば、「わたしはそんな過ち犯さない」なんて言う淑女も、聞いてみたくない?
男の中に「女カースト」があるの、ご存知?

出典: 編集部撮影
冒頭から、無慈悲なことを教えてくれる南々子さん…。さらに追い討ちをかける。
基本的に、第一印象で“本命”に選ばれなかった女性の片思いの98%は実りません。残り2%は奇跡が起きて、実る。
男性の片思いは実るんですけどねえ。想いを寄せられる女性側が『これだけ愛してくれるんだから、付き合ってもいいかなあ』って情にほだされやすいからね。
コメント: 南々子さん
男性は基本的に、『自分のことが好きな相手』より、『自分が好きな相手』じゃないと、ダメなんです。
コメント: 南々子さん
もうやめて! とっくに片思い中の大人女性のHPはゼロよ!
じゃあ言わせてもらうけど、なぜ彼は何度も会ってくれるの? そんなの、期待して当然じゃない?
それは、男性側から出ている、わかりやすい“本命じゃないよサイン”から目をそらしているのでは? 何度も会っているのに進展がない、デートにかける時間もない、会話が楽しそうじゃない、プレゼントをまったくしない。そういうことで、愛情のあるなしがわかります。本命に対しては、『無理してくれているな』『頑張ってくれているな』という行動で愛情が表れますから。
コメント: 南々子さん
ぐぬぬ。もう、残り2%の奇跡にかけるしかなさそう。
交際前にセックスして本命彼女になれることは、ほぼない。けれど…!?

出典: 編集部撮影
ついやりがちな、交際前セックス。強靭な精神力と堅い貞操観念がない限り、片思い男性からのお誘いを断れる女性って、ほぼいないと思う。でも。
交際前セックスに誘われる時点で、舐められていますよ。だって考えてみてくださいよ。国民的美人女優にそんなことすると思います? しないでしょう? 要は、レベルの違う美人女優のように神々しく扱われてこそ、本命彼女だということです。
コメント: 南々子さん
セックスしてしまったら、そこから本命になるチャンスは、本当にないのだろうか。
チャンスはあります。まず、片思い相手が50代オーバーならば、セックスを誘う理由が若い男性とは異なります。彼らは老い先短く、『自分に懸けてくれた!』と感じ、種の保存という使命感があるのでは。決して、舐めてかかっているだけではないのです。
コメント: 南々子さん
さらに。
セックスのテクニックがあったり、裸にしたときのギャップで惚れさせることができれば、いけますね。でも、並の女性には難しいワザです。ベッドに自信があるならば実践の価値アリ、ですね。
コメント: 南々子さん
2%の奇跡を実らせるために、すべきこと

出典: 編集部撮影
なかなか難しい戦いを強いられる、下克上テク。南々子さんでさえ成功体験は「たった1度だけ」だという。
4年間、一途にずっと好きだった彼がいました。2年目で『好きだよ』と言われて、4年目でやっと『大好きだよ』に昇格して、やっと本命になれたのだと実感しました。
コメント: 南々子さん
どうして本命になれたのか?
人間だから、心身にバロメーターがある。あがったり、さがったり。一途に思い続けていれば、あがるときもさがるときも、彼の調子が分かるというもの。つまり、「さがり目のときが、狙い目」と、南々子さんは思い返す。
彼が弱ったとき、懐に入り込みました。弱ったときを見極められるくらい、近くにいられて一途に想える相手なら、2%に入れる可能性はあるのではないでしょうか。
コメント: 南々子さん
片思いを実らせるには、かなり高いハードルを超える必要がある。ドラマのようにうまくはいかなくとも、ここで得た片思いの辛酸は、きっと、次の恋愛の糧になる。
アラサーの歩む道は、悪路も多い。だからこそ、マーベラスな女たちの金言は道しるべになるし、それは若さに勝る資産になる。恋愛も仕事も、しんどいけれど、きっとなんとかなる。乗り越えて、ちょっと傷ついて強くなったあなたに、また会えますように。
取材協力/銀座クラブ ピロポ 南々子
photo/玉越信裕
男性は、初対面の第一印象で、『その女性が本命か否か』を決めているんです。そこで“本命”に選ばれなかったら、何をやってもダメ。終わりです。
コメント: 南々子さん