気温がぐんぐん上昇し、マスクの下の肌はムレムレ…。すると気になるのが、ベースメイクの崩れ。ただでさえ暑くてメイクが崩れやすいのに、マスクをしているともっと崩れる…というお悩みに応えて、メイク技術全般に精通するメイクカラーカウンセラーの日比朱美さんが“ベースメイクの裏ワザ”を教えてくれた。
プロならではのフィックスミストの使いかた
まず日比さんが教えてくれたのが、フィックスミストを活用するベースメイクテクニック。
ベースメイクテク:その1
ベースメイクテク:その2
フィックスミストをお顔にかける場合は、ポイントメイクまで仕上がった状態で顔全体にスプレーすることがおすすめですが、すぐに目を開けるのは注意してください。
目もとのミストが乾いておらず、アイシャドウがヨレてしまう可能性があるからです。
スプレーした後は、じっくり乾くのを待つとメイクがピタッと密着して崩れにくくなります。滴るくらいミストを吹きかけてしまった場合は、やさしくティッシュで押さえてくださいね。
コメント: メイクカラーカウンセラー 日比朱美さん
口周りに崩れ防止パウダーをON
湿気がこもってムレているマスクの中。いつもは乾燥するからとパウダーをあまりのせない口周りにしっかりと皮脂崩れ防止パウダーをのせて、と日比さん。
マスクの中は湿気がこもり崩れやすくなるので、マスク着用で外出の際には、口周りに皮脂吸着系の崩れ防止パウダーをのせましょう。口周りに“あえて”崩れ防止サラサラタイプのパウダーをのせることで、マスクの中での崩れを防ぐことができます。
コメント: メイクカラーカウンセラー 日比朱美さん
マスクをしているときは、いつものメイクと同じだと崩れやすくなってしまう。プロが実際にやっているテクニックを取り入れて、メイク崩れ知らずの美肌を目指して。
取材協力/メイクカラーカウンセラー 日比朱美
ファンデーションを塗るスポンジに、ミストをスプレーして湿らせた状態で、いつもと同じようにファンデーションを塗るだけで、ベースメイクが崩れにくくなります。パウダーファンデーションでもリキッドファンデーションでも、いつもよりも崩れにくさを実感しました。
クッションファンデの場合は、一旦塗った後にスポンジに吹きかけて上からポンポンと軽く叩きこむのもおすすめです。
ミストを含ませたスポンジでファンデーションをなじませると、フェイスパウダーを使わなくともマスクに色移りしにくくなりましたよ。
コメント: メイクカラーカウンセラー 日比朱美さん