早くも夏日が続いている今日このごろ、薄着になると気になるのがボディライン…。スタイルをよく見せるのに「くびれ」は必須。くびれができるとぐっと痩せて見え、自分でも痩せたという実感がでるもの。
そこでスポーツトレーナーとしても活躍するインナービューティーインストラクターの松葉子さんに、1日2分でできる簡単なウエストシェイプエクササイズを教えていただいた。本格的な夏が来る前に、毎日このエクササイズを続ければキュッとくびれたしなやかボディラインになっているはず。
くびれがなくなった…その原因は?
くびれがなくなって下腹がぽっこりと出てしまうとどんどんオバさん体型に近づいてしまう。まずは、くびれが消えてしまう原因を知ることからスタート。
くびれがなくなる主な原因は主に3つ。
①冷え
冷えによって血流が滞ると腸をはじめとする内臓の動きが悪くなり、便秘気味になる。
②筋肉不足
内臓を支える筋肉がないと、どんどん内臓が下垂していく。
③骨盤のゆがみ
骨盤底筋など骨盤を支える筋肉が弱くなって、内臓が下垂する。
骨盤と筋トレがくびれを作る近道になりそう。骨盤が正しい位置にあって、その骨盤を支える筋肉があることが人間の身体を正常に動かすための基本。ウエスト周りに限らず骨盤や筋肉が正しく使えていないとそれだけでお肉が付きやすい身体になってしまう。
1日2分で“くびれ”を作るウエストリズム運動
松さん推奨の骨格メイクトレーニング「Re:style」によるウエストシェイプのエクササイズをご紹介。自分の好きなアップテンポの音楽に合わせてやると楽しく続けられるはず。
<How to>
①両足を肩幅に開いてたった状態から左足を軸にして、右足を前に軽く出してつま先を床に付ける。右足を出すタイミングに合わせて、その右の下腹のあたりと腰を手でタッチ。軸足の膝は前を向けて。
②①で前に出した右足を後ろに引く。後ろに引く時にまた下腹のあたりと腰を手でタッチ。①と②を20回繰り返す。
③逆足で①⇄②の繰り返しを同様に行う。
④小さくひざを内側に入れながら足踏み。この時、お腹に力を入れて凹ませておくのがポイント。
⑤④の動きから右足を後ろに持っていく。この時、手のひらは前を向けて広げながら大きく振る。後ろに右足を持って行った時に左足を軽く上げて。胸は上向きに高く持っていくイメージで。これを20回繰り返す。
⑥⑤同様に反対の左足でも行う。
出典 YouTube
「後半は内ももで何かを挟みっぱなしにするようにイメージです」と松さん。
こうした意識の仕方をより深く理解したいかたは、下記の動画も参考にしてみて。
出典 YouTube
音楽をかけながらだと楽しくできるだけでなく、一定のリズムで身体を動かしやすいので、ほどよくアップテンポな曲がおすすめ。今回はくびれを作るエクササイズなので、下腹に力を入れたり、ウエストをひねったりするときにくびれに効いているんだと意識することが大切。
自分の理想に近づくために日常生活に取り入れて。習慣化してしまえば、夏までにほっそりくびれが出現するかも?
取材協力/インナービューティーインストラクター 松葉子