薄すぎるとぼやっとした印象になったり、やりすぎると平成を通り越して昭和感がにじみ出てしまう…意外と難しいアイメイク。トレンドアイメイクは? 今年っぽく仕上げるにはどうしたらいい? そんな疑問を解消すべく、メイクアップ&ビューティディレクターのMICHIRUさんにインタビューしたところ、2020年春夏は「ニュアンス系アイカラー」がキーポイントとのこと。
アイシャドウ:オレンジ系やイエロー系に注目

出典: 編集部撮影
ナチュラルを意識しすぎて印象が弱くなってしまったり、目を大きく見せようとして黒っぽくなってしまったり。気づけば毎日同じメイクになりがちな目もとも、オレンジやイエロー系の色味を取り入れることでトレンド感を演出できる。
MICHIRUさんおすすめアイテム
単色アイシャドウではなく、2〜4色入りのパレットが使いやすいのでおすすめ。同じ系統の色合いを組み合わせて、今年っぽい色で遊んでみて。
いろんな色が楽しめるカラーパレットも今年多く見られます。オレンジ系の色味がまとまっているものが新しくリリースされていますよね。SUQQU(スック)やMiMC(エムアイエムシー)も新色でオレンジ系の色味のものが今年らしいです。
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出典: ライター撮影
SUQQU デザイニングカラー アイズ
15 橙結 6,800円(税抜)

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MiMC ビオモイスチュアシャドー
27 ビバ 3,800円(税抜)
アイライン:パープル系で今年っぽく仕上げる

出典: 編集部撮影
アイラインの定番色と言えばブラックやブラウンだけど、近年様々なカラーが発売されていて気になっているひとも多いのでは。そのなかでも今年っぽいのは断然「パープル系」。MICHIRUさんにパープル系ニュアンスカラーの取り入れかたと、おすすめアイテムを聞いてみた。
アイラインは黒やブラウンが定番でしたが、近年いろいろな色が出てきています。その中で私が今年気になったのはパープル系のニュアンスカラーです。
すべて同じ太さではなく、目頭側の3分の2を太めにするなど、変化をつけるのがいいでしょう。切れ長に見せたいなら細くキワのところに塗るのがいいですし、丸く見せたいなら膨らます角度を中央寄りにしてみてください。リキッドはしっかりラインを見せたほうがいいですし、ペンシルならぼかしてもいいですね。
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MICHIRUさんおすすめアイテム

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THREE インディストラクティブルアイライナー
【05】RAW AND WILD 3,500円(税抜)
THREE(スリー)のパープル系もかわいいです。このブランドのアイライナーはブラシが柔らかくて描きやすいですよ。べったりつかず雰囲気よく仕上がります。
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マスカラも黒にこだわらず、アイラインに合わせて選ぶとかわいいですよ。アイラインをカーキにしているならマスカラもカーキにしてみるなど、統一感を持たせれば使いやすいのではないでしょうか。
最初は目尻だけ・先端だけというようにワンポイント使いしてみるのもいいですし、慣れてきたら上下にばっちり塗るのもいいですし。まぶたをイエローにして、パープル系や赤みのあるブラウンをアイラインやマスカラで使うとおしゃれにまとまりそうですね。
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いつも通りのメイクもいいけれど、たまにはトレンドを意識したメイクを楽しみたい。目もとだけでも、今年っぽさを取り入れればきっと見違える。ニュアンスカラーに挑戦したことがないひとも、色味に統一感を持たせれば、誰でも気軽にトレンドメイクができるはず!
取材協力/メイクアップ&ビューティディレクター MICHIRU
アイシャドウはオレンジ系とイエロー系の新色が多いです。レンガっぽい赤系や黄味があるようなブラウン系もオレンジよりの色味なので人気です。こういったカラーをまぶた全体にふわっと色を乗せるのが今年っぽいですね。アイラインはグラフィカルな印象に仕上げることが多く、目もとにテンションを持ってくるメイクが注目されています。
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