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「ケンカで謝れない彼」を“育てる”方法。銀座No.1ホステスが明かす、NG時間帯や場所って?【#14】

出典: by.S編集部

この連載では、パワフルで型破りなお姐さまたちの金言をご拝聴。キャリア・結婚・出産…まわりと比べては、ときどきダークサイドに陥るアラサー世代。そんな自分が小さく思えてきちゃうかも?

お話をうかがったのは、今年50周年を迎える銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」不動のカリスマNo.1南々子さん。いくら仲が良くても起こる「彼とのケンカ」。特に知りたい謝れない男」の対処法とは? バースデー仕様のスペシャルな店内で聞いた。

「謝れない男」の育ては可能?

出典: 編集部撮影

ケンカをすると、「俺は悪くない」主張を通そうとする“謝れない男”。どちらも譲らず平行線を辿るのは、本当に不毛。

対策はありますよ。「じゃあどうしたらいいんだろうね?」と、相手の意見を聞くんです。

深く根付いた性格や、育った環境で形成された“謝れない男”は、どうしたって変わらないから。一生、謝りませんよ

コメント: 南々子さん

自分が我慢し続けなければいけない、ストレスが募る関係性なら、「さっさと次に行くのも手」と、南々子さんは別離も視野に入れる。

でも、彼が若ければ、まだ“謝れる男”になれる可能性大。これから社会の荒波に揉まれて、成長できるはずですからね

コメント: 南々子さん

「わたしの誇りは、素直に謝れること」器の大きさを見せつけて

出典: 編集部撮影

「謝れないけれど、それ以外は相性抜群。別れるのは極端…」と思う女性もいるはず。それなら、彼を変えるよりも自分の意識を変えた方が、よほど楽

わたしは、「これで不毛なケンカが終わるなら」と、納得していなくても謝っちゃうタイプ。「わたしは器が広い女」とプライドを持っているんです(笑)

コメント: 南々子さん

“謝らない男”と付き合う際、「どうしても彼を謝らせたい!」というこだわりは、ただ疲弊するだけ。別れを視野に入れないなら、自分の器を養うのがおすすめ。

話し合いがケンカに発展しやすい、時間と場所って?

出典: 編集部撮影

恋人と問題を解決したいとき、話し合いからケンカに発展することは多々あるけど、その原因、話し合いをする時間や場所にあるんだとか。まず、時間帯は?

夜はダメですね。感情的になりやすい時間帯ですから。思考を冷静にまとめやすい朝がベスト

同棲中ならば、朝ごはんを食べながらライトな口調で、「昨日のあれ、いやだったんだよね。どうしてそんなことしたの?」なんて聞いたら、ケンカに発展しにくいんです

コメント: 南々子さん

天候も関係あります。気持ちが不安定になりやすい雨や曇りの日よりも、晴れの日を選んだ方がいいですね。お天道様の下では、人間は嘘をつけませんからね

コメント: 南々子さん

NG場所は?

テーブルの対面で話すこと。膝を付き合わせることは、“敵”の暗喩です。

カウンターで横並びが最善
。一番のおすすめは、並んで歩きながら。実は本音を伝えやすいんです

コメント: 南々子さん

さらに、やりがちな「LINE討論」はどうだろう?

出典: 編集部撮影

形に残すのは本当に良くない! あとから読んでもリアルタイムのイラッとした気持ちが蘇ってしまうもの

コメント: 南々子さん

一方、彼に送らなければ、賢く使えるツールのひとつでもある。

悶々と湧き上がる主張を文字にすることは、自分の気持ちを整理する効果があります。バーっと書いて、自分のなかで解決してから、本当に言いたいことを直接伝えるといいと思います

コメント: 南々子さん

出典: 編集部撮影

良好な人間関係を築くとき、想像力を働かせることはとても大切。恋人同士も、相手の気持ちを想像しながら、話し合いを。

ケンカって、「どこまで相手を許せるかごっこ」ですから、ね

コメント: 南々子さん

取材協力 銀座クラブ ピロポ 南々子

銀座クラブ ピロポ
住所:東京都中央区銀座6-6-11 第四ポールスタービル3F
電話:03-3571-9730
営業時間:19:30〜0:00
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日

photo/玉越信裕

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我が道をゆく、女の生き様。型破りなお姐さまたちの金言集

text : 有山千春

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