ようこそ、"真夜中のパウダールーム"へ。ここは、秘密を持った女たちが真夜中にそっと訪れる特別な場所。恋する全ての女性にby.S×ラブライフアドバイザーのOliviA氏が捧ぐ、愛とSEXを紐解く時間。
第17回目の今夜は「オーガズムに到達することができない理由とその解消法」をご紹介。
「セルフプレジャーではイケるけど、SEXではイケない」という女性が多いのは、SEXは相手ありきで行う共同作業だから。オーガズム得られない原因を探り、彼と一緒に、これまでにない最上級の快感を堪能しましょう。
“リラックス”が足りていないのかも
SEXを心地よいものにするのには、まずは体の力を抜いてリラックスすることが大切。ゆっくりとお風呂に浸かったり、部屋を暗くしてキャンドルを灯して、自分の気持ちが落ち着く時間をつくってみて。
彼からのプレッシャーが辛くて…
「オーガズムに達しなきゃ」という義務感があることで、体は余計に強張ってしまうことに。彼の心ない「イッタ?」という確認で気持ちが冷めてしまうようなら、はっきりと「プレッシャーになるから聞かないでほしい」と伝えておくのがベスト。
彼があなたがイッタかどうかを気にするのは、自分とのSEXで満足しているのか気になるから。いまのSEXで満足しているのなら、「イケなくても、十分気持ちいいよ」と彼に伝えて。しつこい彼には、「あんまりプレッシャーかけないで。逆に気にしちゃうから」と正直に伝えたほうが良いでしょう。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
コミュニケーション不足が原因?
不快なときはもちろん、気持ち良いときも言葉や態度でコミュニケーションを。「そこが好きなの」と快感スポットを伝えることで、彼も自信を持ってあなたを愛撫できるはず。お互いの体を知っていくことが何よりもオーガズムへの近道かも。
気持ちよくなれる愛撫や体位を伝えることも、不快感も伝えることも両方大事なこと。「その触りかた、気持ちいい」「その触りかたは苦手」「そこ、好き」「そこは痛い」と伝えていますか? 快も不快も、言葉と態度のコミュニケーションを取り合いましょう。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
過去のSEXのトラウマや不安がある
SEXへのトラウマがあって快感に集中できないひとは、その原因を彼と話し合ってみて。不安を抱えたままのSEXは、オーガズム以前に、心や体に負担をかけてしまうので早めに解決を。
過去に辛い思いをしたことがあるひとは、快感に没頭するのが難しいかもしれません。心身に不調がでるくらいのトラウマがあるひとは、専門医や専門家に相談するという選択肢もあります。
彼との関係性に不安があるとき。また、妊娠や性感染症を心配しながらのSEXも、オーガズム=快感を遠ざけてしまいます。きちんと、ふたりで「避妊・性感染症対策」を話し合い、実行することで不安を解消できるでしょう。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
セクシュアルファンタジーが不足している
どうしても興奮できない、気持ちが高まらないというときは、彼には内緒でHな妄想=セクシュアルファンタジーを頭に浮かべてみるのもひとつの手段。憧れのひととのSEXを想像したり、過去に興奮したSEXを思い出してみては?
セクシュアルファンタジーとは、いわゆる「Hな妄想」。脳の興奮が足りないと体も高まってくれません。彼とのSEX中に頭の中で好きなセクシュアルファンタジーを思い描いてみて。目の前の彼ではなく、憧れのひとや過去のSEXを思い出しても◎(彼には内緒で)
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
彼のテクニック不足かも…?
オーガズムに達せない理由が彼のテクニック不足だとわかっている場合は、彼を自分好みに変えてしまって。最初は恥ずかしいかもしれませんが、手とり足とり教えてあげれば、彼もあなただけのテクニシャンに…♡
SEX経験が少なかったり、よかれと思ってAV仕込みの勘違いテクニックをしている場合は、どうしても気持ちよくなれません。的外れな愛撫をする彼には、「それは苦手かも」「こうして欲しい」「このまま、つづけて」とあなた好みの愛撫や体位を積極的に教えましょう。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
女性がオーガズムを感じやすい性感帯は、なんといってもクリトリス。愛撫でオーガズムを得たいのなら、体の外側のクリトリスとGスポットを同時に刺激する愛撫がおすすめ。
彼の中指を膣に挿入してGスポット付近(膣口から3~5cmほど奥に入ったお腹側の膣壁)をおさえてもらい、クリトリスはオーラル愛撫をしてもらいます。膣内の指は抜き差しせず、Gスポットおさえておくのがポイント。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
挿入にかける時間が少ない
彼のペニスの関係で挿入している時間が短くなってしまうときは、膣オーガズムを感じやすい体位にチャレンジ。「担ぎ上げポジ」や「脚ピン正常位」は、正常位の状態からあなたがひと工夫することですぐに挑戦できる体位なのでおすすめ。
これは、彼の問題になってしまいますが、挿入後に早くに射精してしまう「早漏」、途中で勃起が萎えてしまう「中折れ」しやすい彼の場合、あなたが膣オーガズムに至る前に挿入行為が終わってしまうので、オーガズムに達するのが難しいかもしれません。
挿入時間が短い場合、膣オーガズムを感じやすい体位を試してみて。正常位で腰を少し浮かせる「担ぎ上げポジ」や両脚を閉じてまっすぐ伸ばす「脚ピン正常位」など、いつもする正常位をひと工夫するだけで快感を得やすくなるでしょう。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
性交痛がある
潤い不足によってSEXのときに痛みがある女性は、遠慮なく道具に頼ってみて。女性の膣に使うための「潤滑ゼリー」なら、ゼリーのヌルヌルした感覚でお互いに快感度がアップ。不快感を取り除くことで、はじめての気持ち良さを味わうことができるかも。
性交痛の原因のひとつとして言えるのが「潤い不足」。挿入時に痛みが生じたり、ひっかかる感じがあるなら、試して欲しいのが「潤滑ゼリー」です。女性の膣に使うことを前提に作られているものを選んで、潤いを足してみましょう。
挿入するときに塗るのがひんやりして苦手というひともいます。前戯の段階で、お互いの性器に潤滑ゼリーを塗りながら愛撫してみては。ゼリーのヌルヌルした感触で快感度がアップしますよ。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏
いかがでしたか?
今回は、「オーガズムに到達することができない理由とその解消法」についてご紹介しました。
by.Sの続編連載『真夜中のパウダールーム2』では、今後も大人の女性の恋愛やSEXについてさまざまな切り口で取り上げていく予定。訪れるたびにあなたの恋愛力がさらに磨かれるはず。
それでは。また、お会いしましょう。
今回 監修していただいた、ラブライフアドバイザーOliviA氏は、ラブ・コミュニケーションを深めるレッスンを開催中。オフィシャルサイトもぜひチェックしてみて。
一見遠回りのように感じますが、オーガズムに達するには、リラックスしながら高まっていくことが重要です。そのためには、リラックスできる環境を整えることや緊張感を和らげることが必要になってきます。
SEX前にぬるま湯につかる、部屋を暗くする、彼とマッサージのしあいっこをするのもいいですね。
コメント: ラブライフアドバイザーOliviA氏