
出典: by.S編集部
この連載では、パワフルで型破りなお姐さまたちの金言をご拝聴。キャリア・結婚・出産…まわりと比べては、ときどきダークサイドに陥るアラサー世代。そんな自分が小さく思えてきちゃうかも?
お話をうかがったのは、今年50周年を迎える銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」不動のカリスマNo.1南々子さん。バースデー月でスペシャル仕様となった店内にお邪魔したわたしたちが見たのは、恋愛慣れしてきたアラサーがひけらかす“駆け引きテク”に、少々あきれ気味の南々子さん…。
『彼からのLINEは、すぐ返さず寝かせてから返す』『他のひとからもデート誘われてる〜ってモテるアピール』
今宵、女のプロが、駆け引き禁止令を下す!
駆け引きはやめておけ。絶対に、だ。

出典: 編集部撮影
少女マンガやドラマ、そして恋愛テクニック本などで“駆け引き”の成功例ばかり見てきたわたしたちアラサーは、「駆け引きすれば、恋愛が上手くいく」と信じて生きてきた。けれど。
えっ…うそでしょ? 駆け引きって、意味なかったの?
意味ない、マジでない。LINEを返さなければそのまま忘れられるし、モテるアピールは「ふーん、じゃあそっちへどうぞ」で終了。
いちばん最悪なのが、「もういい! 別れる!」と彼を試すこと。“面倒な案件”と思われて別れが加速する原因に。
コメント: 南々子さん
南々子さんでさえ、駆け引きをして上手くいった試しがないという。
ならば知りたいのは、相手に好かれる方法。

出典: 編集部撮影
ではどうすれば、“よっぽど”愛される状態に?
「相手に好かれよう」という視点じゃないんですよ。“自分→彼の片思い”ではなく、“彼→自分の片思い”という関係でスタートすればいいんです。自分のことを好きになったひとの中から選ぶんです。
コメント: 南々子さん
「愛されるよりも、愛したいマジで」と思っているアラサー女性が、もっとも苦手な選択。けれども。
女性の片思いって、98%実らないんです。なぜかというと、男性は「俺のことが好きな女」より、「俺が好きな女」じゃないとダメだから。それはもう、第一印象で決まっている。そんな相手に「好かれよう」と思うのは無理な話じゃないですか。ほら、3代目『バチェラー』を思い出してくださいよ
コメント: 南々子さん
男性のDNAに刻み込まれた狩猟本能に太刀打ちするのは、困難のよう。
ただ、自分のことが好きならば、誰でもいいってわけじゃありません。「3割、妥協できるかな」という男性を見極めて。外見も、性格も、妥協点が3割くらいなら許せてしまうもの。これが4割や5割以上の妥協だと許せなくなっちゃうと思うから(笑)
コメント: 南々子さん
駆け引きをするくらいなら「小さなわがまま」をすべし

出典: 編集部撮影
駆け引きが禁止となったいま、アラサーが彼の前でやるべきことは、“小さなわがまま”。
仕事が忙しくてなかなか会えない彼には、「忙しいのはわかるけど、明日電話してほしいな」「今月のボーナス特典として電話ください!」と言うとか?
私の場合彼をちょっと辱めたいので、「いま大好きって叫んで♡」とか言います(笑)。
女の子がいる飲み会に行ってほしくないなら、「女の子と居ると思うだけでやきもち妬いちゃって、涙ポロポロ出ちゃうから、ハンカチ買って」とか言うかな。
コメント: 南々子さん
そんなふうに、負担にならない小ささがポイント。自分の気持ちも伝えられるし、甘える姿は駆け引きする姿よりも、確実にかわいく見えるはずです。
コメント: 南々子さん
NO MORE 駆け引き! アラサーの大事故が、減りますように。
取材協力 銀座クラブ ピロポ 南々子
銀座クラブ ピロポ
住所:東京都中央区銀座6-6-11 第四ポールスタービル3F
電話:03-3571-9730
営業時間:19:30〜0:00
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日
photo/玉越信裕
駆け引きなんて、よっぽど自分のことを好きな相手にしか、通用しないですよ。
コメント: 南々子さん