
出典: by.S編集部
我が道をゆく、女の生き姿をご覧あそばせ。この連載では、パワフルで型破りなお姐さまたちの金言をご拝聴。キャリア・結婚・出産…まわりと比べては、ときどきダークサイドに陥るアラサー世代。そんな自分が小さく思えてきちゃうかも?
お話を伺ったのは、銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」不動のカリスマNo.1南々子さん。色恋に戯れる紳士と淑女を間近で見てきた“銀座の女”に問う、永遠の女の葛藤。「彼の浮気、許しますか?」。
恋愛感情を冷静に分析した結果…

出典: 編集部撮影
彼の浮気問題。“銀座の女”は、ドーンと構えて動じない? …と思いきや。
でも結果的に、許してしまいます。絶叫したいけれど、好きだから許しちゃうんですよね。
コメント: 南々子さん
日々“人間の感情”に向き合う職業柄なのか、こんな冷静な視点も。
ひとの心は留めておくことはできないから。こればかりは、しょうがないですよ。「しょせん浮気だもん」って、思うようにします。
コメント: 南々子さん
「2千万貢ぐか、2千枚の写経。どっちがいい?」

出典: 編集部撮影
しかし、南々子さんはささくれた感情を、真正面から彼にぶつける。
制裁をガンガンします。徹底的に辛いことをさせるんです。
コメント: 南々子さん
たとえばーー。
「2千万円貢ぐか、2千枚写経するか、どっちがいい?」
辛い選択肢を与えて、実際にやらせます。そうやってくだらないことをやっている彼を見ているうちに、「まあ…しょうがないか…」と、少しずつ気が晴れてくるような気がするんです。
コメント: 南々子さん
“気づかない振り”ではなく、こんなポップな制裁ならば、傷ついた気持ちも、まだ彼を好きな気持ちも、きちんと伝わる。ストレートさこそ、浮気問題をこじらせない大切な要素なのかも。
「恋心はせいぜい一瞬。ならば無理に忘れる必要はない」

出典: 編集部撮影
心配事は、彼の浮気だけじゃない。自分だって浮気心がうずいたり、“ひとのもの”に惹かれることは、正直ある。
相手の家庭を壊したり相手を振り向かせるような行為は、ご法度。でも自分の中では、気持ちに決着がつくまでは、恋心に付き合ってもいいんじゃないかな? って思います。
コメント: 南々子さん
だって、“恋”って、ずっとはしてないでしょう? せいぜい3年くらいですよね。10年も好きなわけじゃないんだから。だったら、その一瞬だけ、好きでいてもいいんじゃない?
コメント: 南々子さん
かっこいい男性は、当然誰かのもの。魅力に惚れてしまうのは、仕方がないこと。
白黒つけない、揺れる大人の恋心。うまく付き合っていけたら、浮気心にジタバタしない大人の女に成長できそう。
取材協力 銀座クラブ ピロポ 南々子
銀座クラブ ピロポ
住所:東京都中央区銀座6-6-11 第四ポールスタービル3F
電話:03-3571-9730
営業時間:19:30〜0:00
定休日:土曜日、日曜日、祝祭日
photo/玉越信裕
浮気された経験、あります。クリスマスに、私とデート→浮気相手と温泉、と、はしごしてました。クレジットカードの明細書を家に忘れていて、発覚。
しかもお相手も、ホステスで。同業二股ってすぐバレるんですよ。六本木、銀座って“村”と言われるぐらい狭い世界で、お店が違っても、わりと繋がっているんです!
浮気、イヤですよね、本当に。どよーん…ってしちゃいますよ。
コメント: 南々子さん