
出典: by.S編集部
我が道をゆく、女の生き姿をご覧あそばせ。この連載では、パワフルで型破りなお姐さまたちの金言をご拝聴。キャリア・結婚・出産…まわりと比べては、ときどきダークサイドに陥るアラサー世代。そんな自分が小さく思えてきちゃうかも?
お話を伺ったのは、歌手で女優の仁支川峰子さん。近年はバラエティ番組にも出演、歯に絹着せぬ発言が女性から支持されているほか、同業者から人生相談を受けることもしばしば。
男女問わずひとを惹きつける魅力を備えた仁支川さんに聞きたい、大人の恋が成就する鉄則。
「相手の目を見ればわかるでしょ?」

出典: 編集部撮影
そう遠慮がちに笑う仁支川さんだけど、酸いも甘いも噛み分けた人生から得た恋愛観は、とてもシンプル。
相手のひとと惹かれ合う瞬間って、目を見ればわかるでしょう? 一緒にご飯を食べたり会話をしているとき、惹かれ合っていれば相手の目もこちらに訴えているじゃない。
言葉じゃないのよ。目なのよ。わたしは直感で生きているから、そういう瞬間を見逃せないんです。
コメント: 仁支川峰子さん
恋に落ちると、わたしたちは必ず右往左往する。
「わたしのことどう思ってるんだろう? もしかしていまの言動で嫌われたかな? いや、脈あり? ああわからない!」
そんなふうに感情の揺り戻しで疲弊している間に、仁支川さんは余計な情報を入れない。“目”だけで推し量る。
好意の種類を見定める「食事だけの3ヶ月間」

出典: 編集部撮影
惹かれ合っていることがわかれば、そこからは早いよね。でも、先を急がないで。目からわかる相手の“好意”が、どの種類かわからないでしょう?
コメント: 仁支川峰子さん
遊びか、本気か。その“見定め”は、大人の恋愛には絶対に必要なこと。
惹かれ合っているのがわかっても、すぐに好意を伝えないで。3ヶ月は、週1回食事をするだけの関係を続けるといいと思う。
その間に、相手があなたと本気で恋愛をしたいのか、それとも遊びたいだけなのか、確認しないと。遊びたいだけの男なんて、想像以上にたくさんいるんだから
コメント: 仁支川峰子さん
「男にすがらないで。“ひとりで生きる”くらいの気概で」

出典: 編集部撮影
惹かれ合い恋愛関係に発展したら、大切なのはお互いのパワーバランス。仁支川さんは、語気を強めて言う。
男にすがるような女になっちゃ、絶対にダメだよ。相手が、「この女は、俺に依存する弱い女だ」と認識してしまうと、精神的にも肉体的にも、マウントを取られてしまう。だから、たとえ相手のことが好きでも、すがらないで。
コメント: 仁支川峰子さん
傷つく女性の姿を見たくないーーそんな想いが、仁支川さんの言葉に込められる。
“自分ひとりで生きる”くらいの気概でいて。そうやって強く生きていれば、そんなあなたに「いいな」と惹かれ共鳴してくれるひとが現れるはずだから。そういうひとと、出会ってほしいから。
コメント: 仁支川峰子さん
仁支川さんは念を押す、「わたしは男の人がいないと生きていけない」なんて、絶対に思わないで、と。
恋愛観をこじらせている大人女性たち、もっとシンプルに、恋愛と向き合ってみて。
取材協力 仁支川峰子
photo/玉越信裕
恋愛? もう11年くらいしていないからね。恋愛の仕方、忘れちゃったかもしれない。
コメント: 仁支川峰子さん