見た目年齢に大きく差が出てくるアラサー世代。なかでも顔のたるみは一気に老けた印象にしてしまう要因に。しかも一度たるむとなかなか元には戻ってくれず、もう糸か注射しか手は無い…なんて追い込まれているひともいるのでは?
そこで今回は、予約1ヶ月待ちの人気整体師・川島悠希さんの超人気サロン「整体KAWASHIMA」で実際に行っている、30分1万円の小顔施術のなかから、たるみ改善の秘技を特別に伝授してもらった。たった30秒を施しただけで違いがわかる、魔法のような施術とは?
顔たるみの原因は、"広頚筋"にあり
シミやシワなど、年齢とともに増えてくるのが肌の悩み。なかでも顔のたるみは、輪郭や表情を大きく変えてしまうため、見た目年齢を一気にアップさせてしまう原因に…。年を重ねてもたるみにくいひとと、たるみやすいひとの差は一体何なのだろう?
美容整体師の川島さんいわく、注目すべきは広頚筋(下の図の青に塗られた部分)。顎のあたりから首の付け根までつながっている筋肉で、川島さんいわくこの筋肉が硬くなってしまっているひとは、顔がたるみやすくなってしまうのだとか…。
特に姿勢が悪く、首が前に出ているひとが硬くなってしまうというこの広頚筋。川島さんのサロンでも実際にやっているほぐし方を伝授してもらった。
30秒で即効キュッ!顔たるみを改善するリフトアップ術
川島さんの整体では、骨を締める矯正と筋肉を緩めるストレッチ、リンパを流す施術を主に行っているのだそうけれど、なかでも即効性があるのがこの筋肉とリンパにアプローチする方法なのだそう。
根本的に変わるのは骨なんですけれど、即効性でいうと筋肉とリンパが効果的ですね。
コメント: 川島悠希さん
広頚筋をほぐせば、あっという間にリフトアップするんです。ぶっちゃけこのストレッチをすると、30秒もかからないですね。
コメント: 川島悠希さん
ストレッチ前後で違いがよくわかるように、まずは鏡を見て、手で自分の顔を触って、元の形を確認してからトライしてみて。

出典: ライター撮影
【やりかた】
① 左手で、右側の顎ラインを抑える。このとき、軽く上方向に引き上げて。
② 右側の鎖骨を右手で抑える。顎と鎖骨の間を伸ばす感じで引っ張って。
③ この状態で30~1分30秒キープ。完了したら反対側も同じように行って。
ポイントはしっかり深呼吸をしながら行うこと。筋肉は息を吐くときに緩んでくれるものだから、より効果的になるのだそう。広頚筋がしっかり伸びているのを感じながら実践してみて。
とにかく即効性があるので、むくんでいる朝とか、大事な撮影の前なんかにやるといいかもしれません。
コメント: 川島悠希さん
スマホやパソコンを長時間使うひとは特に、顔のたるみに要注意。お仕事の合間のリフレッシュタイムに、今回紹介した広頚筋ストレッチを行って、たるみ知らずの顔を手に入れましょ。
取材協力 整体KAWASHIMA代表/川島悠希
広頚筋をほぐさないと、顔がどんどん下に引っ張られてしまい、顔のたるみが出てきたり、頬に脂肪がつきやすくなってしまいますね。
コメント: 川島悠希さん