5分で完売してしまうほど大人気のミニBAGでおなじみ、ライフスタイリスト大田由香梨さんのプロダクト「LIFESTYLIST」より、植物の香水「Frequency Oil」が登場。香りフリークな大田さんが手がける香水の全容とストーリーをチェック。
「植物からの言葉を、感じてほしい」天然香料の魅力
ヴィーガンのレストランを手掛ける大田さんにとって、「食」と「香り」は似ているという。たとえば現代、化学的に表現できるようになった「旨味」と「合成香料」。量産が可能になり、供給を安定させるためには必要なものだけれど…。
フレッシュな野菜にしか出せない、栄養素がぎゅっと詰まった色、味に、感動するように、自然界にある木や花や実の香りを纏うことができたら。
また、香りを安定させるための保存料をいれない点も、大田さんの想いが凝縮されている。
お母さんが家族のために作るお弁当に、酸化防止剤をかけるのか。大好きな人に送るバレンタインのチョコレートに乳化剤を入れるのか。「愛する人」に作る手料理に、保存料を入れたことは、私はありません。
コメント: 大田 由香梨さん
保存料を入れない代わりに、こだわっているのが香水を入れる「瓶」。黒のように見える深い青をしたこの瓶は、大田さんいわく「時を止めてくれる瓶」。オランダから仕入れ、時間をかけて輸入したそう。
「普通のトマトを中に入れ、1ヶ月たっても腐らない」という瓶を発見。「時を止めてくれる瓶」だとわたしは思っています。保存もできるだけ自然な形で実現したかったので、これだ。と!
コメント: 大田由香梨さん
シーンごとに、周波数を整える・合わせるための香水
Frequency Oilはファッションや嗜みとしての香水ではなく、そのときどきで、心地よい心身の状態に戻るための香水。
私にとって香りとは「Frequency 」周波数を合わせる事。
調子の良いとき、リラックスしているときを記憶して、その香りを香ると、戻りたい心身の周波数の記憶に合っていく。
夜寝る前に目の周りに塗るNeroria Botanicaの アイクリームの香り
仕事を始める前にまず最初に空間に振りかけるAVEDAルームスプレーの香り
家に帰って火を灯し、寝室全体に漂わせるパロサントの香り
仕事合間の移動の時、気持ちを切り替えたい時に、バッグから取りだし、手を潤わせるAesopの香り
旅行先で、寝る時に心を落ち着かせるための、北麓草水の檜オイルの香り
誰かをお迎えするときの松栄堂の白川のお香の香り
生活のあらゆる時に、香りはとても密接な関係を保ってきました。
コメント: 大田由香梨さん
香りは2種類。集中したいときに、肩の力を抜きたいときに。
Frequency Oilは2種類で、No.1は集中力を高めたいときに使いたい香り。朝仕事を始める時間やプレゼン前などにおすすめ。
調合されているのは、エレミ、パルマローザ、ミルラ、アトラスシダー、クローブ、オークモス、ジャスミン。また精油は、農薬を使わず、自然に近い環境で育ったものを使用した「プラナロム」のアロマ。
それぞれに効果・効能があるけれどもあえてLIFESTYLISTのサイトには記載しなかったという。
例えばミルラは、ミイラの語源にもなった香りで、宗教的な儀式に使われていた聖なる香り。防虫や抗菌作用があり、ミイラのなかに詰められていたというストーリーもあるんです。
そんなストーリーや効果・効能を、買ってもらったひとが、自分で調べてもらえるといいなと思っています。プラナロムのサイトを見たりウェブ検索をしたりすることで、自分のスタイルにフィットするものを探しだしてほしいというのが、わたしの願いです。
コメント: 大田由香梨さん
No.2は疲れを感じているときに一回立ち止まって、肩の力を抜ける香り。仕事の合間のブレイクタイムや帰宅してほっと一息つくときに。調合されているのはベルガモット、プチグレン、マジョラム、ベンゾイン。
ロールオンでさっとひと塗り。手首や足首に忍ばせて
Frequency Oilのつけ方は、手首につけたあと軽くこすり、アルコール分(天然エタノール)を飛ばすのがおすすめ。ロールオンタイプで塗りやすいから、足首につけても◎。
また、収れん作用があるため、妊娠中のひとは使用を避けて。
妊婦さんが病院で「香水をつけないようにしてください」と言われると思いますが、それは細胞を縮める収れん作用のある精油が世の中には多いためです。そういうことってあまり知識として知られていないので、知るきっかけになるといいなと思います。
コメント: 大田由香梨さん
Frequency Oilは「LIFESTYLIST」で、2019年11月27日(水)18:00~より販売開始。
スタイルに合う香りを選んで、心身の周波数を整えてみてはいかが?
取材協力 Stylist/大田由香梨
朝起きて歯を磨いた時、顔を洗ったとき、お風呂あがりにボディクリームを塗った時…多くの場面で“香料”が気になっていて。「天然の香水を作ってみたいな」と思い、今年のはじめから作りはじめました。
ラベンダーの花が虫たちに受粉を手伝ってもらうために好かれる香りを放ち、ベルガモットの実は鳥を誘うために美味しい香りを放ちます。
そんな植物たちが生きていくうえでの言葉が、“香り”というメッセージとなって伝わっていることを、知ってもらいたいです。
コメント: 大田由香梨さん