海外からやってきて、日本で発売をスタートさせたコスメが今年もたくさんある。そのなかのひとつに、日本発ブランドで、フランスで何十年も前から発売されていた話題のコスメがあるんだとか。
それは美容家の石井美保さんが「最近とくにお気に入り」という、ヨーロッパから逆輸入した「SENSAI」。その実力とおすすめアイテムを、石井さんに教えてもらおう。
日本生まれ、海外育ちのブランド"SENSAI"とは?
約40年前、カネボウ化粧品が海外向けに発売したブランド「SENSAI」。フランスの高級デパートなどの目のつく場所で売られ、欧州で人気を博しているんだとか。
欧州は、基本的に拭き取り化粧水だけを使って、化粧水で保水する文化がないところ。そんななか、「SENSAIの化粧水なら使う」というフランス人が続出しているそう。
フランスで約40年の実績を培い、日本に帰国子女としてやってきたSENSAI。それをはじめて使ったとき、石井さんが気に入ったのは、その「香り」。
フランスで人気が出たブランドなので「香りが強いのかな」と想像していました。でも、そうじゃなかったんです。実際は「和」を想起させる、優しいお香のような香りでしたね。 “繊細”というブランドネームにぴったりで、肌にのせる前から魅了されました。
コメント: 石井さん
石井さんおすすめのSENSAIアイテム
SENSAIのなかでも、石井さんがおすすめしたいアイテムは3つあるそう。
まずは、化粧水の「センサイ AS マイクロ ムース トリートメント s」。保湿のために、いろいろな土台美容液などを試してきた石井さんでも、その保湿力に驚かされたんだとか。

出典: ライター撮影
センサイ AS マイクロ ムース トリートメント s(カネボウ化粧品)
90ml 税抜18,000円
わたしは化粧水の“10回入れ込み”を掲げています。いつもは洗顔後、炭酸のプレケアをして、そのあとに化粧水を10回入れ込んでいるんです。だけど、この炭酸泡のムース状になっている化粧水を使えば、”炭酸ケア”と”化粧水”による保湿が同時に叶う。
お肌にワンプッシュ入れたら、もうそれで十分なくらい一日中うるおっているんです。時短になるので、ほかにもいろいろ試したい化粧水があるのに、ついつい手に取ってしまうほどお気に入りですね。
コメント: 石井さん
SENSAIのスキンケアは、2ステップで簡単に肌のハリを高めて、ツヤ肌をつくれる。化粧水→乳液、または化粧水→クリームの2ステップでOK!
ベースメイクアイテムも優秀アイテムが豊富で◎
石井さんは、SENSAIのベースメイクもお気に入り。
今日のメイクでも、SENSAIのアイテムを使いました。海外で売られているコスメだから「ナチュラルなマット系」かと思ったら、わたしの大好きな「ツヤ系」だったんです。ちゃんとカバーしてくれて、やりすぎていない、きちんとした肌になれますよ。
コメント: 石井さん
ベースメイクアイテムのなかでも、石井さんのお気に入りは「下地」と「ファンデーション」。まずは、下地の「センサイ CP ブライトニング メイクアップ ベース」の魅力を教えてもらった。

出典: ライター撮影
センサイ CP ブライトニング メイクアップ ベース(カネボウ化粧品)
30ml 税抜7,500円
トーンアップして、保湿力が高くツヤツヤになれる。しかも、毛穴や細かいシワをカバーできます。下地でかなり肌を整えられるから、ファンデはすこしでOK。いままでの肌づくりでは「下地1割、ファンデ9割」だったけれど、それが「下地6割、ファンデ4割」になりましたね。
コメント: 石井さん
高級ラインだけど、下地とファンデを両方使えば、コスパはいいはず。下地だけで十分にトーンアップするから、下地だけ塗れば顔色がよくなるし、くすまない。「補正肌が好きな人は、好きなアイテムだと思います」と石井さんも太鼓判。
石井さんは、自分の手を入れた写真を撮影したいとき、この下地を手にさっと塗って、映える写真を撮ることも多いそう。

出典: ライター撮影
▲塗る前

出典: ライター撮影
▲塗った後
次に石井さんがおすすめしてくれたのは、ファンデーションの「センサイ CP クリーム ファンデーション」。

出典: ライター撮影
センサイ CP クリーム ファンデーション(カネボウ化粧品)
SPF15 全6色 各30ml 税抜9,000円
年齢が上がると、肌の黄色みが強くなるので、肌にピンク色をのせたほうが若々しく見えたり、顔色がきれいに見えたりするんです。このファンデーションは黄色みが少なくて、ピンクがかった色味なので使いやすいと思います。
コメント: 石井さん
石井さんおすすめの帰国子女コスメ「SENSAI」。東京では伊勢丹新宿店、大阪では阪急うめだ本店を起点に、国内展開をスタート。じわじわと人気に火がついているいま、入手困難になる前に、手にとって試してみては?
【問い合わせ先】
カネボウ化粧品
TEL:0120-518-520
取材協力/美容家・石井美保さん
石井美保さんのInstagram
フランスに行ったとき、コスメ売り場の目立つ場所に置かれていたので、「日本ブランドのアイテムだな。使い心地はどうなんだろう?」とずっと気になっていました。
コメント: 石井さん