9/26、メイクアップアーティスト・佐々木貞江さんの初の著書『38歳からしたいメイク』が発売。その中から、普段佐々木さんが現場でやっている、どんな女優さん・モデルさんでも美人眉に仕上げるコツをご紹介。
美人に必須な洗練眉は細めペンシルを使うべし
佐々木さんは、特に30代以降の大人には、パウダーだけで眉メイクはせず、細めのペンシルやリキッドも合わせて使うのだそう。というのも、パウダーだけでは繊細さや洗練した印象が足りないこともあるからなのだとか。

出典: 『38歳からしたいメイク』P73、撮影:奥村恵子
ペンシルを選ぶときには、硬めの芯のものを選んで。その方がうっすらと色づくので、失敗も少なく自然な眉メイクが叶うはず。
(右)シャネル アイブロウペンシル、(左)エスプリーク アイブロウ/ともに私物
アイブロウパウダーで全体を整えたあと、ペンシルやリキッドを使ってみて。生えている毛を1〜2本足すように眉頭に線を引くだけで、目もとが引き締まって求心的な表情に整う。また、ペンシルやリキッドはパウダーに比べると発色が繊細なので、薄眉や眉毛そのものが細い人にもおすすめ。下書き的に地肌にリキッドアイブロウでベースとなる眉をうっすらと描き、上からパウダーを重ねると、ベタッとすることなく自然なボリュームのある眉に仕上がる。
眉の上はいじらないこと
眉メイクの基本は自眉に肉付けすること。眉がないという人の多くが、眉山を気にするあまりに、目と眉の間の毛を抜いてしまっているケースがほとんど。抜いてしまった部分の毛を埋めるようにメイクをすることで自然な太さのある眉に整うはず。
また、このときに大切なのが、斜め上に向かってブラシを動かすこと。そうすることで眉全体を自然にリフトアップして描くことができ、仕上がったときの小顔効果も期待できる。
1、メイクの前はスクリューブラシで毛流れを整える。これだけで眉がキリッとする場合も。
2、眉を描くときは、気持ち斜め上方向にブラシやペンシルを動かそう。顔全体が引き締まって見える。
3、眉頭の毛を1〜2本リキッドで足すだけで表情が引き締まって見える。
センスの良い顔のポイントは、眉尻
下がった眉尻は、顔全体を丸く見せてしまうので、大人にはちょっと頼りない印象に。眉を整えたら、最後にスクリューブラシで全体をなじませて。
長い眉はエレガントな雰囲気に見えたり、角度のついた眉はシャープな印象に見えたりと、眉尻には品の良さがでるもの。特にセンス良く知的な印象を与えたいときは、眉全体を整えたあと、眉山から眉尻にかけての縁をコンシーラーで整えてみて。産毛などの細かい毛が綺麗に消えて、眉尻がキリッとするはず。コンシーラーと肌との境目を最後にぼかすのも忘れずに。
この方法は眉山が強く出すぎてしまう場合や、どんな眉が似合うのかシュミレーションしたいときにも有効。手軽に眉の形をコントロールでき、遠くから見た時の印象がグッと引き締まるはず。
9/26発売、佐々木貞江さんの初の著書『38歳からしたいメイク』では、女性の内面の美を引き出すメイクのメソッドや美への向き合い方をたっぷり紹介。女優・モデルに大人気の美肌メイクのプロが、あなた美しさを引き出してくれるかも。
参考文献『38歳からしたいメイク プラス5分で見違えるほどツヤ肌になれる』(佐々木貞江 著/すばる舎)
眉は目立たないようにメイクするのが基本だけど、知的さやセンスの良さが現れやすい場所でもある。
コメント: 佐々木貞江さん