サイクルが早いトレンド服。最旬な秋冬服ももちろんほしいけど、手持ち服だって素敵に着たい。スタイリストのもも姐こと川村桃子さんが、今年もOKな手持ち服と、NG手持ち服の救済処置を教える。

出典: green K
ロングスカート
ここ数年、ストリートで溢れているロングスカート。今年も去年のロンスカって、OK?
手持ちロンスカ、気兼ねなく使えるお墨付き、出ました!
ワイドパンツ
数年前から席巻しているワイパン。くるぶし見え、足首丈、床ぎりぎり…と毎年アップデートを繰り返しているアイテムだけれど。
今年も床ぎりぎり丈が素敵かと。スタイリングしやすいハイウエストもOK。今年はマニッシュスタイルで着こなしてみて。
コメント: 川村桃子さん
手持ちワイパン、変わらず愛用できるみたい!

出典: green K
デニムのシルエット
ここ数年、マムジーンズやストレートジーンズが定着しているデニム界隈。
今年もマムとストレートが続きますね。
コメント: 川村桃子さん
ちなみに、トレンド的NGシルエットはスキニーだそう。気をつけて。
トレンチコート
トレンチ旋風が巻き起こった昨シーズン。今年も同じトレンチでいけそう?
変形トレンチが席巻しましたよね。ベーシックなベージュのトレンチコートよりも、今年も色やデザインにひとひねりあるアイテムを愛用したいところです。
コメント: 川村桃子さん
フロントはカーキでバックは黒、などの「変形デザイン」がおすすめなんだとか。

出典: green K
ダブルジャケット
昨シーズンに定着した感のあるダブルジャケット。同じアイテムでいけると、お財布的にもありがたいんだけど…。
ジャケットは引き続きダブル一択で。手持ちのアイテムをそのまま着てOKです。
コメント: 川村桃子さん
シーズンごとに新調するのも大変なのがリアルな事情。手持ちジャケットを着られるのは、うれしいところ。
グレンチェック
秋冬の王道チェックといえば、グレンチェック。同じアイテム、着られそう?
チェックブームだしOK。なかでも茶系のグレンチェックと、白×黒のグレンチェックは、旬顔で使えそうです。
コメント: 川村桃子さん
手持ちのグレンチェックをトレンディに着るならば、色を意識してみて。

出典: green K
パーカー
大人のカジュアルアイテムとして浸透しつつあるパーカー。手持ちのパーカー、そのまま着たいけれど。
プルオーバーなら、クローゼットの1軍に、ぜひ待機させて。
コメント: 川村桃子さん
ただ、ジップアップのパーカーは厳しめ。出番は控えて。
ニット素材のセットアップ
2018年秋冬のトレンドアイテムとして登場した、ニット素材のセットアップアイテム。
今年も召喚してもOKです。
コメント: 川村桃子さん
おしゃれ上級者を演出できるニットのセットアップ、今年っぽくスタイリングせずとも、そのまま使っていいみたい。
2019年秋冬のカラー事情。トレンド本命「茶系」と好相性色をチョイスして

出典: green K
2019年春夏から茶系アイテムが席巻中のストリート。秋冬も引き続き茶系アイテムが主役になりそう。
だから、茶系アイテムとコーディネートしやすい色のアイテムが、秋冬カラーのポイントになりますね。
コメント: 川村桃子さん
黄系ならば、からし色。赤系ならば、バーガンディ。紺系ならば、ダークトーンのネイビー。ピンク系なら、くすみピンクを小物で取り入れたり。
気をつけたいのは、緑系。着こなしを間違えると、“茶×緑=木”になってしまいます。緑系ならば、くすんだブルーグリーンがいいですね。
コメント: 川村桃子さん
もも姐が念を押すのは、「トーンの風紀を乱さないこと」。
茶系に合うのは、総じてくすみカラー。ブライトカラーは相性が悪いので、アイテムを選ぶ際に意識したいですね。
コメント: 川村桃子さん
「去年買ったばかりだし、もったいないから」と、見境なしにNG手持ち服を着てしまうのは命取り。OK手持ち服を見極めて、むだなく秋を迎えたい。
取材協力 スタイリスト/川村桃子
今年の秋冬のスカート丈も、去年と同じように、ミディより長いロング丈でOK。だから、去年服は使えます。
コメント: 川村桃子さん