スタイルのあるひとは、そのひとらしいジュエリーを持っている。大人たるもの、自分らしさを思い出せるようなものに出会いたい。“スタメンアクセ”があるという、ライフスタイリストの大田由香梨さん。
揺るぎないMYスタイルがある大田さんにとってジュエリーとは?

出典: 大田由香梨さん撮影
ジュエリーは、時にその日のオーラをつくってくれるものなのかも。服装できれいめやカジュアル、シックなどいろいろとトライしたくなるわたしたちも、大田さんのジュエリーの取り入れ方やバランス感覚をぜひ参考にしたい。
晩夏から秋にかけてのスタメンアクセを大公開

出典: 大田由香梨さん撮影
左:Stoneピアス Banner Barrett、右:ドロップピアス DENAIVE/大田さん私物
まだ夏服を着る時期は大きめで存在感のあるピアスを手に取ることが多いという大田さん。
シンプルな服にはプラスチックやウッドなどの素材で雰囲気を変えるのが気分なんだって。逆に、凝ったデザインの服を着る時はさらっとつけられるメルト系で引き算するのもお約束。
また、金属の選び方にもMYルールがあるみたい。
私はゴールドを選ぶことが多いかな。全てではないですが、私の肌は小麦色に近いのでゴールドの方がなじむような気がしていて。
逆に透明感のある白い肌の方はシルバーをつけるとよりきれいに見えるように思います。
コメント: 大田由香梨さん
袖のデザインから逆算。手もとアクセの黄金比
最近リングも気になるという大田さん。リングを重ねづけする時は、両手10本の中でも飛び飛びに散りばめてつけるか、逆に2本などにかためてつけるかの2択みたい。重ねづけを楽しみつつも抜け感が出るので、ジュエリーの魅力がより際立つそう。

出典: 大田由香梨さん撮影
バングル SOPHIE BUHAI、薬指のリング R.ALAGAN、人差し指のリング PAMELA LOVE/大田さん私物
バングルはトップスの袖とのバランスを見て選ぶのが鉄則。素肌が多くなるノースリーブの日は、リングとブレスレットの重ねづけが楽しい。ジュエリーで手先にボリュームを出すことで腕の華奢さが強調されて、よりすらっと長く見える。
逆に袖がある洋服なら、肌の露出が減る分、ジュエリーも少なめにすることですっきり感をキープ。
ピアスをつけるときはトップスの襟もとをチェック

出典: 大田由香梨さん撮影
サイズ感や素材などピアスはたくさんある、というひとも多いはず。そこで意識を向けたいのがトップスの襟もと。タートルネックやボートネックなど、首もとの詰まったトップスの時は大きめなピアスをチョイス。

出典: 大田由香梨さん撮影
逆にVネックなどのデコルテが開いたトップスでは、あえて耳もとだけで完結するくらい、小ぶりなピアスをつけるのがお気に入りだそう。大きなピアスをつけると、首もと〜デコルテを強調しすぎてしまう可能性もあるので、あくまでも小ぶりなピアスでさりげなく。このさじ加減が品のいい女らしさをつくる。
また今年の秋冬は、ニットなどにはきらりと光沢感のある変形メルト系のイヤカフなどでギャップをつくるのが今っぽくなりそうと大田さん。季節の変わり目でジュエリーも“衣替え”。大田さんは今、秋につける大きいペンダントを探しているんだって。あなたもこの秋のジュエリー計画を立ててみては?
取材協力 Stylist/Lifestylist/大田由香梨
シンプル服が多いので、ジュエリーによってトレンドの空気感や遊び心を取り入れています。靴と同じくらい、全体のバランスをつくる上で大事にしてます。
コメント: 大田由香梨さん