女優さんのように目鼻立ちがくっきりとした"彫り深顔"に憧れるけれど、骨格はどうにもならないもの。
そんなくっきり小顔をメイクで作るため使うのがシャドウなのだけれど、頬や顎のラインに入れるというひとは多いけれど、眉まわりなどの顔の上部には入れていない…というひとが多数。顔上部の陰影こそ、彫深さを出して、美人度をグッと上げるポイントでもあるのに、シャドウを入れないなんてもったいない!
そこで今回は美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんが、彫深小顔を作るのにおすすめな、眉まわりで影を入れるべき位置3点と、その方法をくわしく教えてもらった。
1.ノーズシャドウで「鼻を高く」補正
まず最初に眉頭~鼻筋をつなげるようにノーズシャドウを入れる。
ノーズシャドウを入れるときは、目頭よりも下に入れないように注意して。
2.眉下に影を仕込んで「彫深く」補正
下眉頭から、眉下ラインをなぞるようにシャドウを入れると、その部分が影になり奥に引っ込んで見える。
その結果、目もとの彫が深く見え、目力もアップして見えます。
コメント: 玉村麻衣子さん
ノーズシャドウと眉下シャドウに使用したのは『KATE デザイニングアイブロウ3D』。
淡パウダーをブラシの両面にしっかりとり、パウダーを8割落とすようなイメージで手の甲でトントンなじませてから使うと、ムラなくちょうどよく色がのるのだそう。
私は毎日のように使うため、淡パウダーが一番最初になくなるほど。
コメント: 玉村麻衣子さん
このたった2ステップをやるかやらないかで、目もとの印象がかなり変化する。
3.でこシャドウで瞬間「小顔」に補正
生え際がきれいなラウンド型をしていると、顔型が卵型に見えたり、額が立体的に見えたり、小顔に見えたりもする。
生え際がきれいな有名人は、石原さとみさん、井川遥さん、佐々木希さん、安室奈美恵さんなど。額が美しいと、輪郭が美しく見えます。
コメント: 玉村麻衣子さん
前髪をアップにするときは生え際メイクをたのしんでいるという玉村さんは、顔型が逆三角型のため、以下の茶色の部分にシャドウをのせてラウンド型に近づけているのだそう。
仕上げに地肌の境目をスクリューブラシで軽くぼかすと、より自然な仕上がりになる。
たったこれだけで、きれいな生え際ラインの完成!
使用したのは『フジコdekoシャドウ』。ダークブラウンのファンデーションのようなもので、付属のパフにとって生え際にのせるだけ。ものの数秒で完了するのだそう。
「皮脂や汗に強い」と謳っているだけあり、汗をかいても、帽子をかぶっても、きれいな生え際ラインが一日キープできました。
コメント: 玉村麻衣子さん
生え際をキレイに見せるだけでなく、顔型のコンプレックス緩和や、産後の抜け毛のカモフラージュにも使える優れもの。
顔の下部にシャドウを入れるというひとは多いけれど、顔の上部は盲点だったのでは?鼻、眉下、生え際の3点に影を作って、さらなる美人をめざしましょ。
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
この部分に影を入れることで彫が深く、鼻が高く見え、顔の凹凸が際立ちます。
コメント: 玉村麻衣子さん