怒ってもいないのに「なんだか不機嫌そう…」「近寄りがたい…」なんて思われていない?その原因は、ずばり"眉毛"の描き方や形にあるかも。デキる女っぽく、意志が強そうに見えるメイクもいいけれど、アラサーからは、シーンによっては、抜け感のある柔らかな印象にみえるメイクも取り入れていきたいもの。
そこで、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに、やさしい顔を作る眉メイクの方法についてきいてみた。
意識すべきは「眉頭」の位置!
まず、何よりも意識したいのが眉頭の位置。左右の眉頭同士が近いとキリリと意思が強い顔立ちに、左右の眉頭同士が離れていると肩の力が抜けたような、やわらかな顔立ちになるのだそう。
やさしい顔に見せたいときは、眉頭が目頭の真上にくるようにするのがポイント。それより内側には、眉メイクをしないようにして。
もし眉頭の毛が濃くて眉メイクをしなくても主張する場合、不要な毛を軽くカットしてもOK。
「やさしい顔」を作る眉メイクの手順
続いては、やさしい顔にみえる眉を作るくわしい手順をご紹介。
(1)眉下ラインを床と平行気味に描く
やさしい顔に仕上げたい場合、眉に角度のない平行眉がおすすめ。眉下ラインを床と平行気味に描いて。
(2)眉山~眉尻をつなげる
眉山~眉尻をつなげるように描く。眉山はなだらかになるように描くとより顔がやさしく見える。これもペンシル、パウダーどちらでもOK。
(3)目頭の真上~眉山をつなげる
(1)と平行になるように、目頭の真上~眉山をパウダーでつなげる。
(4)輪郭の内側に色をのせる
パウダーで(1)~(3)で描いた輪郭をぼかしながら、内側にも色をのせる。
(5)眉頭を描く
目頭の真上にブラシをおき、眉尻の方向にスライドさせて色をのせる。目頭よりも内側にパウダーをのせないことが重要。
このときパウダーは取りなおさず、(4)で使用したブラシに残ったパウダーをなじませる程度でOK。
コメント: 玉村麻衣子さん
仕上げにスクリューブラシで眉頭をしっかりぼかして。
(5)眉マスカラで眉色緩和
仕上げに眉マスカラで眉色を緩和させる。黒々とした眉色がほんのすこし緩和するだけで、表情がやわらかく見えるのだそう。
これで完成!
Before、Afterで見比べてみるとこんな感じ。
眉メイク次第で、顔の印象はがらりと変わるもの。時には「意志が強い眉」、時には「やさしく見える眉」に描いて、シチュエーションによって眉の形を変えてみるものありかも。
平行+2度くらいが理想ですね。ペンシル、パウダー、どちらを使ってもOK。
コメント: 玉村麻衣子さん