眉毛は顔の印象を大きく左右する最重要ともいえるパーツだけれども、眉メイクを苦手としている女性も多い。そんな眉メイク苦手女子たちを救うべく活動している、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんご自身が普段やっている眉メイクって、どんなもの?
今回は玉村さん愛用のアイブロウアイテムから、描き方のプロセスや形のポイントまで隅々までご紹介。
美眉アドバイザーが愛用する、アイブロウアイテム一式
まずは、玉村さんが使っているアイテムからチェック。玉村さんが普段の眉メイクで最近使用しているというのが、この5つ。
・KATE/アイブロウペンシルA(BR-3)
・ジルスチュアート/ブロウ&ノーズシャドウ パウダー(03cappuccino)
・KATE/ジェルアイブロウコート
・SUQQU/アイブロウ ブラシ S
・shu uemura/マスカラ ブラシ コーン
美眉アドバイザーのデイリー眉メイク【ポイント編】
TPOに合わせて、眉メイクも変えているという玉村さん。今回はなかでも一番取り入れる頻度が高いという、お仕事Dayのレギュラー眉メイク方法をご紹介。キーワードは「しっかりして見える」「きれいめ」「清潔感」なのだそう。
・「しっかりして見える」を叶えるため、眉の形は直線ベース
・「きれいめ」「清潔感」を叶えるため、眉山~眉尻はキュッと細く
・眉山の位置は目尻の真上
・眉頭の位置は小鼻のくぼみの真上、角度は75度になるように
・眉尻は小鼻と目尻を結んだ延長線上、下眉頭より下がらないように意識
太さはしっかりとした印象に見せることができる「やや太め」。目安は、目の縦の幅の1/2〜2/3程度。
美眉アドバイザーのデイリー眉メイク【描き方編】
まずフェイスパウダーで眉付近の肌をサラサラにし、スクリューブラシで眉の毛並みを整え、土台の準備ができたら、以下の流れで眉を描いていく。
1. 眉山~眉尻をペンシルで描く
眉山~眉尻は斜めに下げて描く。このときペンシルを使用し、キュッと細めに仕上げて。
2. 眉の上下のアウトラインを描く
アイブロウパウダーで薄く眉の上下のアウトラインを下書きしていく。直線眉に仕上げるため、上下のアウトラインが直線になるように意識してブラシを動かす。眉頭手前から描きはじめ、1で描いた眉山につなげて。
3. 毛と毛の間をパウダーで埋める
2で描いたアウトラインの内側にアイブロウパウダーで色をのせる。
4. 眉頭の上を描き足す
眉の角度をやや平行気味にするため、パウダーをすこしだけブラシにとり直し、ブラシを横にして眉頭の上を描き足す。この三角部分を描き足すイメージで。
5. ブラシに残ったパウダーを眉頭になじませる
5で使用したブラシに残ったアイブロウパウダーを眉頭になじませる。
眉頭の角度が75度になるようにブラシをポンとスタンプするように置き、眉尻に向かってスライドさせるのがコツ。
コメント: 玉村麻衣子さん
仕上げにスクリューブラシで鼻側に数回ぼかして。
6. 黒目の上に色を重ねる
黒目の上部分にパウダーを重ねて、眉に立体感をプラス。使う色は3で使った色と同じでOK。
7. ノーズシャドウを入れる
パウダーパレットの一番淡い色をやわらかい方のブラシにとり、眉頭~鼻筋をつなげるようにノーズシャドウを入れていく。このとき目頭よりも下に入れないようにするのがポイント。
8. アイブロウジェルで毛並みを際立たせる
仕上げにアイブロウジェルで毛並みを際立たせ、眉に立体感を出す。眉頭は鼻側に向かって立たせるように、眉中はジグザグと眉毛一本一本にジェルをよく絡ませるように。
最後に眉中、眉尻を矢印の方向に毛並みを整えるようにとかす。
完成!
これが、美眉のプロ玉村さんがたどり着いた、自分に一番合う眉毛の作り方プロセス。あなたも玉村さんの眉メイクを参考に、自分史上最高の眉毛に出会ってみて。
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
私は濃い色と中間色を4:6程度の割合で使用しています。
コメント: 玉村麻衣子さん