まだまだ、“おば見え”なんてほど遠いと思っているひともいるかもしれないけれど、いまのうちにしっかりとケアしておかないと5年後、10年後後悔することに…。
そこで今回は、皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長として活躍する高橋栄里さんに老け見えしやすいパーツとケア方法について話を伺った。
プロはここに注目。年齢が出やすい身体のパーツ
▶口もと
口もとのたるみは、顔全体の印象が一気に老け見えしてしまう。エイジングサインの象徴とも言えるほうれい線も口もとのたるみとともに老け見えの原因。
▶首
年齢が現れやすいパーツの代表格である首は、深く刻まれたシワが老け見えの原因に。
▶デコルテ
首とつながっているデコルテも、“おば見え”パーツのひとつ。ここまでしっかりケアしている方は少ないため、シミ、シワ、たるみが出やすい。
▶手
首と並んで年齢が現れやすいパーツ代表格の手は、普段から酷使するパーツでもあるので、シワが刻まれやすい。
▶ひざ
意外と忘れがちなのが膝。自分では気付きにくいが、膝上のたるみや黒ずみは年齢がバレる原因に。
だからこそ、入念なケアを心がけて
▶紫外線は徹底的に避ける
紫外線は、シミ・シワ・たるみのエイジングサイン全ての原因のひとつ。百害あって一利なし!
秋冬でも室内でも365日日焼け止めを塗ることが、まず重要な“おば見え”防止対策。
▶ピーリングなどの角質ケアを
しっかりと角質ケア、と聞くとなんだか勇気が入りそうなケアだけれど、大人にこそ角質ケアは必要。
クリニックでのピーリングなどの角質ケアは、肌をツルっとしてくれるだけでなく肌の生まれ変わりであるターンオーバーも促進してくれるので、たまに取り入れてあげるのがおすすめです。
今はピーリング剤も多種多様で、角質だけでなく真皮層に働きかけてコラーゲンの増生を促してくれるコラーゲンピーリングなども人気です。
コメント: 高橋栄里先生
▶レチノール入りのスキンケアアイテムを投入
レチノールとは、ビタミンAのこと。シワ改善コスメにレチノールが配合されているように、肌のハリや弾力を高めてくれる効果が期待できるので、いつものスキンケアにレチノール入りのアイテムを投入してみて。
ただし、レチノール化粧品の種類は多様で、配合されているレチノールの種類もいくつかあるそう。刺激の強いタイプもあるため、自分に合ったものをセレクトして。
口もと、首、デコルテ、手、膝に年齢が現れてしまうのは、ケアが行き届いていないからです。
いつまでも美しくいたければ、スキンケアを顔だけで終わらせるのではなく、首やデコルテまでしっかりスキンケアをして、ボディもUVケアと保湿、角質ケアを意識してみてくださいね。
コメント: 高橋栄里先生
栄里先生いわく、これらのパーツのケアはレーザーやピーリングを用いてクリニックでもケアできるそう。とはいえ、老け見えを防げるなら「予防」を徹底的に行うのが一番! 今日からこれらのパーツまで丁寧にケアすることを心がけてみて。
取材協力/皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里
どんなに頑張っているひとでも、これらの部分は年齢が非常にでやすいパーツですね。
コメント: 高橋栄里先生