彼はあなたの“汚尻”に悩んでるかも…。日常で避けるべき、3つの「NG行動」とは

日常的にひとから見える場所ではないけれど、意外と気になるのが「お尻のケア」。自分でもなかなか見えづらいパーツだからこそ、実は彼から「汚尻」と思われているかも…。

そこで今回は、お肌のプロである渋谷スキンクリニックの吉田貴子院長に、なかなか相談できない「正しいお尻のケア」の方法を教えてもらった。

お尻が汚く見えてしまう原因って?

本来、お尻は肌荒れしやすい場所ではないもの。にも関わらず「汚尻」になってしまう原因となり得る「NG行動」は下記の3つ!

①シャワー嫌いはNG、清潔に保つことが大切
お尻にニキビができてしまうという悩みがあるひとは、お尻の毛穴に汚れが溜まらないようにすることが大切なのだそう。1日1回のシャワーでしっかりと洗い流す程度でOK。

お尻に出来てしまうニキビは皮脂によるものではなく、汗をかいてそのまま放置して
いることなどで蒸れた状態が長時間起こり毛穴が炎症を起こします。通気性の良い服
装を心がけてみて。こまめに清潔にケアすることが大切です。

コメント: 吉田貴子先生

②汗は放置せず、こまめに拭きとり乾かす
汗をかいた部分が蒸れてしまうこともニキビを悪化させる原因となるそう。夏場だけでなく厚着しがちな冬場も油断大敵。

お尻のニキビなどに悩んでいる方は、お尻に汗をかいたらこまめにふき取ることを意識してください。ふき取ったり洗い流した後には保湿をしてお尻が硬くならないように、そして毛穴がふさがらないようにするケアもとても大切ですよ。

コメント: 吉田貴子先生

③ゴシゴシ摩擦を避ける
たとえばサイズの小さいショーツを履いていることによる摩擦や、お風呂で洗う場合にゴシゴシと洗いすぎてしまうこともお尻(皮膚)にとってはよくないみたい。

30代の方に多いのがお尻と太ももの境、座ると骨盤があたる部分が黒ずんでくること
。これは長年の擦れや圧迫によるものです。そのため、乾燥だけでなくこすれないよう
に、硬いところに座らないことをおすすめします。肘をついていると黒ずんできますよ
ね、それと同じ原理です。

コメント: 吉田貴子先生

気になる汚尻… その解消法をチェック

「汚尻」を作る3つ原因に対し予防してあげること、それにくわえて、ケアとして「尿素入りのクリーム」を塗ることも保湿成分があるため効果的であると吉田先生。また、「グリコール酸などピーリング作用のあるスキンケア製品」などでもOKだそう。

ただし、あまりにも炎症を起こしていたり、長いこと治りにくい場合には皮膚科を受診
して医師が処方してくれる薬を使うように。

たるみが気になるお尻… できることはある?

年齢とともに気になってくるのが「お尻のたるみ」。年齢を重ねた方のお尻が徐々にたるんでくる原因にはどのようなものがあるの?

お尻がたるんでいるように感じるときの原因は、脂肪が少なくなったとき、そして筋肉が減ったときにボリュームが減って、たるんでいるように見えることが多いですね。

それ以外の原因による影響は起こりにくい場所なので。何かを塗ったり… というよりは、「筋肉を鍛えること」を考えるのがいいでしょう。

コメント: 吉田貴子先生

いまのうちに、お尻の筋肉も意識して鍛えておくことが大切みたい!
まさに「美尻は1日にしてならず」。日々、少しずつできるケアを積み重ねて、10年後・20年後と美しいお尻をキープしていきたい。

取材協力/渋谷スキンクリニック 吉田貴子院長

text : 松本果歩

supervised by

渋谷スキンクリニック院長
吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医。渋谷スキンクリニック院長。あまねく人々のホーム”スキン”ドクターになるべく毎日奮闘中。コラムなど執筆活動でも美肌普及活動に力を注いでいる。

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