最近のトレンド眉メイクのひとつ「赤眉」。ただ流行というだけでなく、多くの舞妓さんやその見習いの仕込みさんも取り入れているそう。そして、この「赤眉」は女性にとってうれしいメリットがたくさんあるというから驚き。
そこで今回は、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんに「赤眉が引き起こす3つの効果」と赤眉メイクのおすすめアイテム、さらに取り入れるときの注意点など、「赤眉」について徹底的にレクチャーしてもらった。
舞妓さんも取り入れている「赤眉」が引き起こす効果って?
トレンドの赤眉だけれど、取り入れると具体的にどんな効果があるの? 赤眉が引き起こす3つのメリットについて、玉村さんにくわしく教えてもらった。
(1)顔の血色UP
眉色に赤をプラスすることで血色がよくなって見え、顔色を明るく見せることができる。
(2)顔がやさしく見える
眉全体の色味がまろやかになり、表情をやわらかくやさしげに見せることができる。
(3)顔に色気が出る
赤系の色味で細めの眉に仕上げることで表情を色っぽく見せることができる。
眉に赤を取り入れるだけでやさしげで、色気ある顔になれるだなんて…!
実際に、一般的なブラウンで描いた眉と赤眉を比べてみると、顔全体の雰囲気が大きく異なるのがよく分かる。
肌色とのコントラストがやわらぐことから、顔全体をほがらかに見せてくれる効果があります。
コメント: 玉村麻衣子さん
「きつい印象に見られやすい」「顔色が悪く見える」といった悩みを持っているひとは、一度トライしてみる価値がありそう。なぜかモテない…というひとも、赤眉で色気がプラスされることで、モテ効果も期待できるかも…?
「赤眉メイク」におすすめな、プチプラアイブロウを✓
赤眉アイテムのなかでも使いやすいという、玉村さんおすすめのアイテムはViseeの「カラーリングアイブロウパウダー(BR-2)」。
一番上のブラウンと二番目の赤系カラーを混ぜて使用すると、自然なレッドブラウンの眉が描けるのだそう。
描くときに輪郭をしっかりめに眉のラインを出すと、大人っぽく。輪郭をとらずふわっと色をのせると、やさしくやわらかな雰囲気に仕上がる。
やわらかく見せたいときには、さらに赤系の眉マスカラをプラス。
玉村さんが、使用したのはMAYBELLINEの「ファッションブロウ カラードラマ マスカラ(コーラル)」。眉の赤みがお肌になじんで、より一層やさしげな表情に仕上げてくれる。
「赤眉」を取り入れるときの注意点
万能な赤眉だけど、取り入れるにはいくつか注意点があるみたい。
ヘルシーな小麦肌の方や濃いめのファンデーションをお使いの方の中には、赤眉を取り入れると逆に顔がくすんで見えてしまう場合もあります。
コメント: 玉村麻衣子さん
ひとによってはお肌の色に合わず、顔色が悪く見えてしまう場合も…。一度テスターで試して、自分のお肌と合うかをチェックしてから赤眉アイテムを購入するのがおすすめ。
また、カーキやパープル、ブルーといった、色味が強い寒色系のアイカラーと合わせると、ケンカしてしまうこともあるのだとか。
赤眉のときはベージュやブラウン、ピンク、ボルドーなどのあたたかみのある色のアイカラーを使うと統一感が出る。赤眉のひとだけでなく、眉色とアイカラーがちぐはぐのひとは、色味のバランスを見直してみて。
眉は形だけでなく色を変えただけでも、顔の印象を大きく変えるもの。まだ眉色チェンジに挑戦したことのないひとは、赤眉で一気に垢抜けることもできるかも?
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
色気ある艶やかな表情や振る舞いが印象的な舞妓さん、稽古さんの眉も赤・ピンク系なんです。
コメント: 玉村麻衣子さん