以前紹介した、"ぱっくり分け目"が老けを招く問題。だけど実は分け目以外にも、老け見えを促進してしまう髪型があるのだとか…。
そこで、Instagramのフォロワー27万人超を誇る大人気美容師・水野年朗さんに、+5歳老けて見えちゃう、街で見かける「おば見えヘア3選」を教えてもらった。
「色気」と「老け」は紙一重。髪のせいでおばさんに…!?
巻き髪やかきあげヘア、適度に乱れた髪やきっちりアップしたヘアは、色っぽく見せてくれる一方で、ちょっと間違えれば+5歳は老けて見せてしまう髪型。女らしく見せてるつもりが、老け見えを促進してしまっては本末転倒。「老け」と「色気」のボーダーラインは、それほどまでにむずかしい境目なのだとか…。
街でよく見かける…+5歳おば見えしちゃうヘアスタイル3選
プロの美容師目線で、ズバリ老けて見えちゃう髪の特徴を3つ教えてもらった。お肌だけでなく、髪からもエイジングケアをはじめましょ。
1.おくれ毛出しすぎ&長すぎ!
ヘアアレンジにこなれ感をプラスしてくれるおくれ毛だけど、出しすぎたり長すぎたりすると、なんだか疲れた印象になってしまう。おくれ毛はうまく出るように、美容師さんにあらかじめ切ってもらうのがおすすめ。
おくれ毛の位置別に、効果は以下の通り。前髪横は1番スタンダードなおくれ毛で、小顔効果抜群。こめかみは、かわいらしく丸いシルエットをつくってくれる。襟足はラフ感をプラスし、縦長シルエットに。自分の求めるイメージによって、おくれ毛を出す位置を考えてみて。
2.顔周りを巻き過ぎ!
髪の巻きすぎは、一昔前のひとに見えてしまう原因に。とくに顔周りは強く巻くと、老けて見えを促進してしまうのだとか…。
水野さんは、34ミリのコテを使用。巻いた後にすぐ髪をほぐすと、柔らかい質感に仕上がるのだとか。ヘアアレンジをしている場合は、おくれ毛も巻くのを忘れずに。
3.毛先がパサパサで、アホ毛もぴょんぴょん!
最大の老け見え原因といっても過言ではない、ツヤのないパサパサヘア。髪も肌と同様、年齢を重ねるごとにうるおいは失っていくもの。だけど、顔だけ保湿して髪はパサついている…というひとが結構多いみたい。
ヘアセットの仕上げにオイルでツヤをプラスするのは必須。パサつきやすいおくれ毛にも忘れずに揉み込んで。それでも時間がたつとパサついてしまうというひとは、オイルを持ち歩くようにしてこまめに保湿してみて。
アホ毛は、乾かす前の洗い流さないトリートメントで予防。それでもぴょんぴょん出てきてしまうというひとは、ワックスを使って抑えるようにして。
以前紹介した「分け目ぱっくりの回避方法」について知りたいひとは、こちらの記事もチェックしてみて。
ヘアスタイルやアレンジは、ちょっとのポイントやズレによって、色っぽくもなり老けて見えてしまったりもするもの。3つの老け見え原因に注意して、これからもおしゃれをもっとたのしみましょ。
取材協力/TWiGGY 統括ディレクター 水野年朗
朝、しっかりブローやアイロンが出来ているのに、時間が経つにつれてアホ毛が出るのは、『湿気』が原因です。正しく洗い流さないトリートメント(乾かす前の濡れた状態)をつけることで、アホ毛を最小限に抑えることが出来ます。
コメント: 水野年朗さん