ストレス社会で活躍する女性にとって、どうしても“男モード”で乗り切らなければならない局面はしばしばあるもの。そんな状態を解消し、女の色気を取り戻すためにはどうしたらいい?
多忙な日々を送るメイクアップアーティストの早坂香須子さんによると、忙しくてもわずか80秒でできる解消法があるのだとか。くわしく話を伺うと…。
仕事中の“男モード”を引きずらないために
仕事中、“男モード”で精神を張り詰めてバリバリ働く日々。そんな状態のまま、過ごしていたら「オス化」がどんどん進んでしまうのでは…? と不安になる。即座に女性としての色気を取り戻すためにやるべきことはなにか。
多忙を極める早坂さんが毎日行っているというのが、ハンドマッサージ。
ハンドクリームをササっと塗って終了、はNG?
ハンドマッサージのさい、こだわりたいのが「香り」。いい香りに包まれると自然と呼吸も深くなり、気分がリセットされます。
私は、「tiare ala(ティアレアーラ)」のフレグランスハンドセラムを使っています。フレッシュなローズの香りで、女性らしい気持ちが蘇ってきます。
コメント: 早坂香須子さん

出典: ライター撮影
ティアレアーラ フレグランスハンドセラム シャイニーノート(ローズ&サンダルウッドの香り) 30g 1,500円(税抜)
tiare ala(ティアレアーラ)
https://www.amarainc.co.jp/tiareala
フレッシュなパルマローザのトップノートに、ダマスクローズのミドルノート、サンダルウッドのラストノートをブレンドした華やかな香り。幸運と仕事のお守りと言われるカーネリアンの天然石を浸した精油を使用。香りとパワーストーンの相乗効果で恋も引き寄せられるかも?
ここで重要なのは、ハンドクリームをササっと塗って表面だけ保護されればいい、という考えはNGということ。しっかりとマッサージしながら血行を良くしてあげてください。
コメント: 早坂香須子さん
たった80秒!プロ流 ハンドマッサージの手順

出典: ライター撮影
健康的なさくら色の爪・潤いを取り戻すには、血行を良くすることが不可欠。そのためには、お休みしてしまっている毛細血管を刺激し、活性化させる=マッサージしてしっかりとほぐすことが重要なのだそう。
アンチエイジングに大切な働きをしている毛細血管。実は、年齢とともに少なくなっていってしまうんだとか。栄養が末端まで十分に届けられていないと、くすんで艶がなくなったり、乾燥してささくれができたり、さらには爪の色が紫色になったりなどのトラブルが起こってしまうことも。これでは色気どころではない…。
そこで、毛細血管を増やすべく、早坂さん直伝のハンドマッサージを✓。
STEP1:クリームの白い線がつくくらいたっぷりと塗る

出典: ライター撮影
量が少ないと、マッサージには不適切。十分な潤いとマッサージ効果を得るためにはちょっとベタベタかも? というくらい多めにつけ、しっかりとなじませる。
STEP2:指を組んで、水かきを刺激する

出典: ライター撮影
指を組んで、指と指のあいだの水かきを刺激し、ほぐす。
STEP3:指の上下の面を一本ずつ根もとから指先まで押す

出典: ライター撮影
人差し指と親指で指を縦に挟み、指の付け根から指先までを押していく。
毛細血管の多い爪の根元はしっかりと圧を加えて刺激するのがポイント。甘皮は次の爪が生え変わるベースとなる大切な部分なので忘れずに!
STEP4:指の側面をバイブレーションのようにぶるぶると振動をかけて押す

人差指と中指で側面を挟み、振動させながら指の付け根〜指先まで同様に押していく。

出典: ライター撮影
爪の横部分の皮膚は硬くなるとささくれの原因になる箇所だから、とくに意識を。爪が伸びるときに引っ張られるのについていけず弾けてしまい、ささくれに。上下・側面からもしっかりと潤いを与え、中までほぐしてやわらかくしてあげることで血行不良や乾燥を予防。
STEP5:合谷(ごうこく)のツボ押し

出典: ライター撮影
手はツボがとても多い部位。親指と人差指の間にある、万病に効くと言われている合谷(ごうこく)を刺激して。そのほか、自分が押して気持ちいいと感じるところを押すのもおすすめ。リンパの流れを改善しむくみ対策としても〇。
ここまで、所要時間わずか80秒ほど。
カサついた手はネイルを塗っていても色気が感じられません。ネイルなしでも、潤った艶があれば美しく見えます。
ちょっとしたわずかな時間でも、自分の手と向き合ってみるのは 女性として豊かな時間だと思います。
コメント: 早坂香須子さん
ハンドマッサージをしてあげることでいい香りに包み込まれ、不足していた女性らしさを感じることができるはず。
移動中に、帰宅後に、就寝前に… お気に入りの香りのハンドクリームで、試してみてはいかが。
取材協力/メイクアップアーティスト 早坂香須子
顔は懸命にスキンケアやメイクを頑張っていても、手は見落としがちですよね。おしゃれで綺麗にしているひとでも意外と手はカサカサ…という方が多いです。
秋冬になるととくに、露出する箇所が減るので手もとが目立ってくるものです。ささくれや縦ジワがあるだけで、品がないように見えてしまったり。
大人の女性だからこそ、ケアしていたい部分ですね。
コメント: 早坂香須子さん