2013年、モデルのカーラ・デルヴィーニュが火付け役となり太眉が大流行。たくさんの女性たちが太眉にシフトチェンジし、K-POPアイドルのような平行眉、モデルのようなストレート眉、さらにパワーアップした極太眉など、派生しつつも太眉の流行は長年続いてきた。
そんな太眉のトレンドも少しずつ変化してきて、いまの流行は、不自然さのないナチュラルなやや太めの眉なのだとか。そこで今回は、美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんが、いまっぽい太眉の作りかたを伝授。5年前、太眉にシフトチェンジして以来、描き方が変わっていないというひとは一度自分の眉を見直してみて。
レベル1:「チップタイプ」で簡単今っぽ太眉
まず初心者でも簡単にできる太眉の作りかたをご紹介。おすすめの眉メイクアイテムは、チップタイプのパウダーアイブロウ。チップタイプのパウダーは粒子が細かく、眉を自然にぼかすのに優れている。
チップを立てて描くとペンシルで描いたようなしっかりとしたラインが描け、チップをやや寝かせて描くとふんわりやわらかく色をのせることができる。
太眉を描く場合、まずは眉の形に沿ってチップで眉をひと通り描く。
次にチップにパウダーを取り直し、手の甲で余分なパウダーを少し落とし、描いた眉下のラインをぼかすように 眉下を2ミリ程度描き足す。
ここで描き足した2ミリが膨張効果を生み、眉がフワッと自然に太く見える。
さらに眉頭を三角に描き足すと眉に太さが出るのでおすすめ。眉頭は描いた後にスクリューブラシでぼかすことも忘れずに!
これで完成!
玉村さんのおすすめカラーはアッシュブラウン。その他にもナチュラルブラウンやオリーブブラウン、ピンクブラウンなどの色味があるから、自分に合ったカラーをみつけてみて。
『エテュセ』のチップオン アイブローはパウダーが肌になじみやすく、ふわっと溶け込むように色がのるのでおすすめです。
コメント: 玉村麻衣子さん
続いて、よりリアルな太眉の作りかたをご紹介。
レベル2:「リキッド」で増毛したネイチャー太眉
もとの眉が細めであったり、一部眉が生えていなかったりする場合、眉に太さを出そうとしてペンシルやパウダーで地肌部分に無理に眉を描き足すと、"描きました感"が強いベタッとした立体感のない眉になることも…。
そこでよりリアルさを追求する場合、リキッドアイブロウで毛が足りない部分に一本一本描き足し、眉のベースを作りこむのがおすすめ。
まず仕上がりの眉の形や太さをイメージする。
次に毛が足りない部分を把握する。玉村さんの場合は眉尻~眉下、眉頭。
その部分に一本一本毛を植えるようにリキッドで眉を描き足す。眉の毛並みに沿って描き足すのがポイント。
描き足したらこんなかんじに。
この時点で理想の眉の形がある程度できているから、あとはアイブロウパウダーで眉をなぞるように色をのせるだけ。リキッドで描いた眉が本当の毛のように見えるから、自然な太眉に仕上がる。
玉村さんがよく使用しているのは、エレガンスとエクセルのリキッドアイブロウ。
私が最近よく使用するのはエレガンスのアイブロウ リクイッド(BR21)や、エクセルのロングラスティングアイブロウ(LT01)です。
コメント: 玉村麻衣子さん
また、リキッドで眉の下地を描いておくと、眉メイクが落ちにくいというメリットもあるのだそう。
長年続いている太眉ブームだけど、最近はより自然さを重視するように変わってきたみたい。あなたもナチュラルに見える描きかたをマスターして、数年前に流行った太眉から卒業しない?
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
私のオススメは『エテュセ』のチップオンアイブロー/アッシュブラウン。他のメーカーからもチップタイプが発売されていますが、パウダーのなじみやすさやチップの使いやすさは今のところエテュセが一番です。
コメント: 玉村麻衣子さん