印象的な二重まぶたをつくりたいときに活躍するのが「アイプチ」。だけど、アイプチをすると不自然な仕上がりになったり、メイクのヨレや色移りの原因になったりすることも。そこで今回は整形級メイクでおなじみのセルフメイクアーティストの斎藤綾乃さんに、自然に仕上がる、おすすめのアイプチアイテムを教えてもらった。
まぶたをくっつけずに二重をつくる?!
「アイプチ」と言えば、“まぶたの皮膚と皮膚をくっつける”ことが基本。だけど、斎藤さんが「とっても気になっていたんです!」と試す前から興味を持っていたというアイプチは、皮膚と皮膚をくっつけないタイプの商品なんだとか。

出典: ライター撮影
▲ラクオリ リキッドフィルム
2,916円(税込)/編集部調べ
塗って乾かすだけで、まぶたをくっつけずに二重をつくることができる、非接着タイプの二重商品。
「すっぴん」より「メイク後」のアイプチが正解
すっぴんの肌にアイプチをする人は多いはず。けれど、斎藤さん流のアイプチ術では、「アイシャドウの上からのアイプチ」が基本なんだとか。
アイプチを塗った上からアイシャドウをすると、アイシャドウがなじまず、どうしても白く浮いてしまうんです。それを防ぐために、アイシャドウ→アイプチの順番にしています。この順番は、アイプチをはじめた当初から変えていません。
コメント: 斎藤さん

出典: 斎藤さん撮影
・アイシャドウを塗る

出典: 斎藤さん撮影
・その上からアイプチをする。
※アイプチをしてからアイシャドウを乗せるとアイプチの部分が透明に光って、こんな風に目立ってしまう。

出典: 斎藤さん撮影
よりナチュラルな二重をつくりたいときは?
アイプチでナチュラルな二重をつくりたいとき、斎藤さんはこんなポイントに気をつけていているそう。

出典: 斎藤さん撮影
こんな風にアイプチがくっついてしまったら…
まぶたの上でくっついて乾いたアイプチを、“すこしだけ”剥がすんです。そうすれば、目を閉じても、下をむいてもつっぱられている感覚がなく、わざとらしくない自然なアイプチをキープできます。この方法は、とくに重たすぎない二重の人や、アイプチである程度の「型」がついている人におすすめです!
コメント: 斎藤さん

出典: 斎藤さん撮影

出典: 斎藤さん撮影
アイプチが浮かずに、取れにくくなる秘密のテクニック
アイプチを使っている人がやりがち失敗は、一発で二重にならないときに「何回もアイプチを塗ってしまう」こと。そのたびに、アイプチでくっつく皮膚の幅が広がり、その部分がつっぱるので、アイプチをしている部分が浮いてしまう。
そこで斎藤さんが、「同じ範囲にしかアイプチがつかない」ようにすることで、アイプチが浮かずに取れにくくなる方法を教えてくれた。
同じ場所にしかアイプチがつかないように、アイプチを二度塗りしていきます。アイプチでくっついた上下のまぶたを、アイプチが完全に乾く前に、すこしだけはがして。その上から、またアイプチを塗ってまぶたをくっつければ、アイプチ同士がくっつくので、より強力にくっつくんです。
コメント: 斎藤さん
「アイプチを塗る」→「すぐに剥がす」→「剥がした部分が乾く」→「その上からすぐにアイプチを塗る」といったように、同じ場所に2回アイプチを重ねることで、しっかりとくっつきつつも、自然な二重が完成するはず。
アイプチに失敗したら…?
もしアイプチに失敗してしまったら、濡らした綿棒でオフして。
失敗したからといって、まぶたに付いたアイプチを引っ張ると、目元に大きな負担がかかってしまうのでNGです!
コメント: 斎藤さん

出典: 斎藤さん撮影
「自然な二重をつくれない!」とアイプチにお困りの人でも、斎藤さんのテクニックなら真似しやすいはず。コツを掴んで、今日から自然な二重を手に入れて。
取材協力/セルフメイクアーティスト 斎藤綾乃さん
斎藤綾乃さんInstagram
これまで、いろいろなアイプチを試してきましたが、そのなかでもとくに気になっているアイプチがコレ。二重にしたいまぶたの幅に「ラクオリ リキッドフィルム」を塗って乾かせば、乾いた部分がまぶたを押し上げてくれるので、自然な二重が完成。アラサーの女性の方でも、このアイプチを使えば「アイプチしている」ことがバレないと思います。
コメント: 斎藤さん