いよいよ夏本番も間近。テロっとした薄手のブラウス、半袖Tシャツ、上品タンクトップ、水着…と肌の露出が多くなるのに、いまだムチムチ。どうにかして痩せたい! と悩む女性たちに向け、ダイエットのプロでインナービューティーインストラクターの松葉子さんがアドバイス。
-20kg痩せに成功したご自身の経験から伝授してくださった、ダイエット方法は必見!
①ダイエットしても痩せない…なら、めぐりボディを作ることから
「夏だし暑いから、冷えないでしょ」と油断しているあなたは危険信号。冷たい飲みものの飲み過ぎや、冷房で冷え切った部屋などに長時間いることで、気がついたときには手足が冷た~くなっていたり。
冷えに負けないからだ、つまり“めぐりボディ”を手に入れるためには、「4つの首=首・手首・足首・くびれ(ウエスト)」を温めることが大切。もちろん熱中症になるほど、温めるのはNG。自分が心地よいと感じる程度で。
②悪姿勢→おデブを解消したいなら、骨盤を立たせて座るべし
PCやスマホを使うひとが多い現代人は、どうしても悪姿勢になりがち。でも姿勢が悪いと、下腹やヒップの下側に脂肪がつきやすくなったり、筋肉が凝り固まり内臓が下垂して子宮の血液循環が悪化。その結果、子宮にまつわる病気につながる可能性も…。
とはいっても、ハイレベルなトレーニングは続かない。そこでおすすめしたいのが、骨盤を立たせて座ること。オフィスで仕事するときや食事などで、椅子に座るときはいつでも意識して。
③太い脚を卒業したいなら「カツオウォーク」をマスターせよ
座りかた同様、歩くさいも猫背のまま歩くのは絶対にNG。でも自分が歩いている姿って見えにくいし、どうやって歩くのが正解なのかよくわからないかも…と思っているひとも少なくないはず。
そんなひとにおすすめなのが「カツオウォーク」。「カツオ」とは、「かかと」「つま先」「おしり」の頭文字のことで、歩くときに「かかと」を地面につけて、「つま先」を地面につけたら「おしり」をキュッと引き上げる、という順で動かせばOK。
④落ちにくい太ももは、内ももを鍛えることで攻略
筋肉の構造上、太ももの外側についている「大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)」が発達しやすくなっている。本来使うべき内ももの筋肉に代わってこの「大腿筋膜張筋」が働いてしまうため、立派な太ももになってしまう。
つまり、内ももを引き締めたいと思ったら専用のエクササイズが必要というわけ。内ももにアプローチするには、松さん考案「後ろからハグ」エクササイズが◎。
⑤ノースリブトップスからはみ出る、ワキのお肉を食い止める
「ワキのはみ肉」は一度ついてしまうと、姿勢を正すだけでは改善するのが難しい厄介者。では、どうすれば解消できるのか?
ワキのはみ肉を解消するためのポイントは「背中」と「肩」です。
コメント: 松葉子さん
「背中」と「肩」を鍛えることができる、「猫のびポーズ」を取り入れていくことが、ワキのはみ肉を落とす近道なんだそう。
⑥いつまでたっても太い…と思いきや、それ“むくみ”かも
食事制限に運動と、がんばってダイエットしているのに、脚がパンパン…と悩むひとへ。それ、もしかするとむくんでいるのかも。
むくみに悩んでいるひとには、いつでもどこでも取り入れられる「むくみ解消ストレッチ」がおすすめ。また、体のめぐりをよくすることも大切です、と松さん。軽い運動や、温めること。そして、気づいたときに伸びをするなども◎。
⑦ダイエット中なのに食欲が止まらないときは…
ダイエット中なのに食欲が…そうやってガマンしていると、余計に食べたい気持ちが抑えられなくなったりするもの。そんなときにおすすめの食欲抑制方法が、「耳もみ」「ひと口は100回噛む」「食事前の運動」の3つ。
また、甘いものの過食がやめられないというひとに向けては「寝る前に、スプーン1杯程度のはちみつを」と松さん。
はちみつは消化がよく、エネルギーに変わりやすいのが特徴。寝る前に食べても内臓への負担が少なく、甘いものをやめられないひとにとっては、はちみつの自然な甘さで欲求が緩和されるはず。
大切なことは「少しずつでもいいから、毎日続けること」。これができれば、わがままボディに悩む日々とはおさらばできるかも。
松さん直伝・ダイエットのコツ7つを参考に、この夏を乗り切って。
取材協力/インナービューティーインストラクター 松葉子
「冷え」をそのままにしておくと、むくみやすくなったり、太りやすくなるだけでなく、免疫力の低下により風邪をひきやすくなったりします。
そういった状態にならないためには、体にある「4つの首」を温めることが大切です。
コメント: 松葉子さん