口紅の塗り方って難しい。リップメイクはいつも適当に塗るだけで済ませている。今回はそんな方におすすめの、口紅の塗り方をご紹介。基本の塗り方から、今っぽい抜け感リップの作り方までピックアップしているので、チェックしてみて。
まずは基本をしっかり押さえたい「口紅の塗り方」
口紅はただ唇に塗ればよいというだけでなく、リップをすべらせる方向や、塗り方によって大きく印象が変わってしまう。口紅の塗り方の基本を押さえて、美しいリップメイクを叶えよう。
【基本の塗り方】
1.口を少し開け、口紅のカット面を口角に当てる。唇の中心にある山に向かって、上向きにすべらせるようにつける。
2.反対側も口角から、同じように上向きにつける。下唇は広角から下向きに、中央王に向かってすべらせるように。
3.つけ終わったら、上下の唇を「んーぱっ」と合わせて、口紅をなじませる。
グロスと口紅のいいとこ取りが魅力「リキッドルージュ」の塗り方
リップグロスと口紅が合わさった、両者の良いところを引き継いでいるリキッドルージュ。口紅の発色とグロスのツヤ感の両立を実現してくれる、一本持っているとリップメイクが捗るコスメ。
【塗り方】
1.リキッドルージュのアプリケーターで、唇の輪郭をなぞる。好みでオーバー気味になぞっても。
2.なぞった輪郭の内側を、リキッドルージュで塗りつぶす。厚くなりすぎないように。
指で塗る“ポンポン塗り”。今っぽい「抜け感リップ」の塗り方
濃い色の口紅でも、指先にとってから唇に乗せることでインパクトが強くなり過ぎない。また、簡単に抜け感を出せるので、ばっちりメイクよりもラフな仕上がりが好みの方にもおすすめ。
【塗り方】
1.口紅を指先に、少し多めにのせる。
2.唇の輪郭より内側から、指でポンポンと唇に口紅をなじませていく。少しずつ外側にも広げていくイメージで。
発色をもっとよくしたいなら「リップコンシーラー」を使った口紅の塗り方
リップコンシーラーを使えば、唇のもとの色に左右されずにリップメイクを楽しむことができる。くすみをカバーしたり、唇の形を変えることもできるので、いつもとは違ったリップメイクを楽しむことも可能。
【塗り方】
1.リップコンシーラーを指にとり、唇に数か所のせてからのばす。直接付けると厚塗りになりやすいため、指でポンポンと少し輪郭をはみ出すようにぼかす。
2.唇を少しだけ開き、好みのカラーのリップを塗る。厚くならないように仕上げてから、ティッシュオフで余計な油分をとる。
じゅわっとにじむような色気を出せる「グラデリップ」の塗り方
コンシーラーと、指を上手に使ったポンポン塗りを活用すれば、流行中のグラデリップも簡単に再現可能。優しく指でなじませるのが最大のポイント。
【塗り方】
1.コンシーラーを指にとり、赤みをカバーするように唇全体になじませる。厚くなりすぎないようにのせるのがポイント。
2.唇を少し開いて、メインカラ―のリップを塗る。このとき唇の輪郭は塗らずに、中央部分にだけ塗るように意識する。
3.上下の唇を合わせ、「んーぱっ」と2〜3回なじませる。
4.真ん中部分には触れないようにして、リップを塗ったところと塗っていないところの境目だけを、ポンポンと指でなじませるようにしてぼかす。
理想のリップメイクが思いのままに仕上がる「リップブラシ」を使った口紅の塗り方
口紅の量の調整がしやすく、ラインをきれいに引けるリップブラシ。しっかりリップメイクも、ほんわかぼかしリップも、思いのままに作りあげることができる。
【塗り方】
1.口紅をリップブラシにとり、唇の内側3分の2の部分まで塗る。
2.ブラシに残っている口紅は、一度ティッシュでしっかりオフ。それから輪郭に向けて、リップブラシを使ってぼかしながらなじませる。
3.最後に小指を使って、輪郭部分をぽんぽんとなじませる。このとき、唇から口紅がはみ出さないように気をつける。
リップライナーを使った、ふっくら女性らしい「オーバーリップ」の塗り方
リップライナーを使えば、ふっくら女性らしい唇を簡単に作ることができる。オーバーリップ気味に口紅を使うと、おばけのようになってしまうという方はぜひチェックしてみてほしい。
【塗り方】
1.リップライナーで、口角の1cm内側から唇の中央に向けてラインを引き、輪郭をとる。山になっている部分は、実際の輪郭よりも少し外側を丸めに、ふくよかになるようなイメージで。
2.下唇は中央部分だけ、輪郭の少し下側をオーバー気味に数回なぞる。
3.赤茶系などの濃色リップを、唇の輪郭からはみ出し過ぎないように直塗りする。リップライナーで引いた線や口角も、しっかり重なるように塗る。
リップの正しい塗り方は、その口紅や仕上がりによって様々。自分の理想とするリップメイクを叶えるため、ぜひいろいろな塗り方や口紅の種類を試してみて。