ここだけの話、彼とのラブタイム中にイッたふりをしたことがある。そんな女性も少なくないはず。
これまで数々の女性の身体を診察し、“夜の相談”にも答えてきた産婦人科医の宋美玄先生によると、女性と男性とではオーガズムの感じ方が違うのだとか。
彼とは相性が合わないのかも…そんな風に考えず、一緒に気持ちよくなるための方法をチェックしてみましょ。
その1. アクロバティックな体位に憧れるけど…
宋先生によると、オーガズムに達しやすい体位は、男女で異なるのだとか。男性の場合は正常位か後背位。女性の場合は後背位や騎乗位が、オーガズムに至る可能性の高い体位だそう。
マンネリ化してくるとアクロバティックな体位も試してみたいけれど、本当に気持ちよくなれるのかはギモン。無理な体位はケガをするなんて話も聞いたことあるし…。
アクロバティックな体位でペニスが折れたという症例は、泌尿器科の先生からたくさん聞いています。体位のせいではないけれど、荒っぽいセックスで膣が傷付いたという女性は、私もたくさん見ていますね。
興味本位でさまざまな体位に挑みたくなる10代、20代ならまだしも、アラサーになったらチャレンジ精神は少なめに。
コメント: 宋美玄先生
2. “ピストン運動は速い方が気持ちいい”は勘違い?
ムードが盛り上がってくると、彼のピストン運動もスピードアップ。彼は「速いほうが気持ちいい」と思っているみたいだけれど、いまいち刺激が伝わらず、快感につながりにくい。女性がオーガズムを感じるには、彼にどう動いてもらえばいいの?
AVなどで、速いピストン運動に興奮している女性の姿を見て「動きが速いほうが気持ちいい」と勘違いをしている男性は多いもの。でも実は、ペニスが敏感な部分を擦り上げる感覚をじっくり味わえるスピードのほうが、お互いに気持ちよくなれるんです。
コメント: 宋美玄先生
ストロークがすごく長いピストンは、膣が空気に触れて乾きやすく、女性は痛いという場合が多いです。男性が気持ちいいタイプのセックスをするときは、ローションを多めに使って、途中で継ぎ足しすことも忘れずに。
コメント: 宋美玄先生
3. 30過ぎたら押さえておきたい “箸休め”の体位
なかなかオーガズムに達することができず「ちょっと疲れてきたな」というときに知っておきたいのが、“箸休め”になる体位。リラックスしながら彼とつながり、親密度を高められる。そんな体位はある?
運動量が多くて疲れたときは、女性が横向きに寝て後ろから挿入してもらう “シムスの体位”がおすすめです。お互いに体勢が安定しやすく、愛撫もしやすい「究極の体位」といえますね。起きぬけなど「あまりアクティブなことはしたくないけれど、気持ちよくなりたい」と思ったときも、この体位を覚えておくといいですよ。
コメント: 宋美玄先生
お互いの反応を見ながらの甘い時間は官能的。
彼とコミュニケーションをとりながら、一緒に気持ちよくなれるラブタイムの過ごし方を探ってみては?
取材協力/産婦人科医 宋美玄
お互いの好きな体位を交互に行うのが、一緒に気持ちよくなる秘訣だと思います。
コメント: 宋美玄先生