服もヘアスタイルも、この時期って変身願望がくすぐられない? Ameri VINTAGEの黒石奈央子さんも、この春、ショートボブにばっさりカット。
これがまた「同じ髪型にしてください!」なんて言いながらすぐにでもサロンに駆け込みたくなるほどおしゃれで可愛い。コツさえ掴めば誰でもおしゃれ映えできる、4つのアレンジポイントとは。
オーダーは「あご上ノンレイヤー」で
3〜4年ぶりに「ギリギリまで悩んで悩んで、でもばっさりいこうと決意して」ショートボブにしたという黒石さん。見惚れるほど美しいこのスタイル、どうやってオーダーしたの?
おしゃれビギナーには、そのアレンジが難しい。でも、黒石さんが教えてくれるのは、誰でもおしゃれに映えるアレンジテクだった。
印象激変。おしゃれアレンジのポイントを伝授
まず基本形は、6:4分けのミックス巻き。6割見えているのは、左右“好きな方
”の顔。
コテで全体を、ゆるめに内巻き&外巻き、無造作にウェーブをかけてゆく。風をはらんで自然に揺れる、抜け感ヘアの完成。けっして、キメすぎないこと。
わけめを9:1にするのもおすすめ。
このとき大切なのは、顔まわりは外巻きにして“かきあげ空間”を作ること。ドライヤーでもコテでもよし、顔まわりを立ち上げて空間を作り、ふんわり立ち上げるのが正解。片側を耳にかけ、大人女性のこなれた色気を、匂わせて。
フォーマルシーンやビジネスシーンには、ストレートがよく似合う。黒石さんも「ビシッとキメたいとき」に、このアレンジを選ぶそう。
巻くのは毛先のみ、内側にくるり。ボリュームは抑えめに。
ミックス巻きのポイントは“根本巻き”
誰にでもあるであろう「今日、何をやっても盛れない…」という日。実は黒石さんにもあるそう。
そんな日は、ぼっさり感が長所になるミックス巻きにするんだとか。そのとき、黒石さんが必ず心がけているのが根本からコテを入れること。
すると根本からふんわりとしたボリュームを出すことができます。ここにボリュームがないと、ウェーブがこださくなってしまいがちです。
コメント: 黒石奈央子さん
根本がぺったりとした巻いてしまうと“おばさんウェーブ”になってしまうから、要注意。
黒石さん愛用ツール

出典: (C)株式会社クレイツ
巻く際に使うコテは、エレメアカール 26mm(クレイツイオン)。太いコテだとワンパターンにしか巻けないところ、この細さならウェーブに様々なバリエーションがつけられる。
それだけじゃなく、プレートやパイプ部分に加工された「プレミアムクレイツイオン(R)」が、毛先の水分バランスを整え、使うたびにツヤのある美しいカールを作ってくれる。
とにかく、使える子。

出典: (C)株式会社阪本高生堂
巻いたあとは、ワックスでスタイリング。黒石さんが愛用中なのが、クールグリースG(阪本高生堂)。固めなテクスチャーはセット力抜群。だけどツヤ感もプラスしてくれて、ウェーブヘアと相性抜群。
30g 400円、87g 900円、210g 1,500円(全て税抜き)と、お手頃価格なのも嬉しいところ。
心機一転、ヘアチェンジしたいのなら、外国人風ショートボブがおすすめ。シーンや気分に合わせて、自分らしいアレンジを楽しんで、春ファッションを謳歌して。
取材協力/Ameri VINTAGE CEO/ディレクター 黒石奈央子
顎の少し上でパツンとハサミを入れてもらった、ノンレイヤーの外国人風ショートボブです。なんだかんだボブのほうがアレンジが効くし、大満足ですね。
コメント: 黒石奈央子さん