働く女性にとって「仕事」はもちろん「付き合い」なども忙しく、自分を見つめる時間はなかなかとれない。充実した日々を送っているつもりでも、ふとした瞬間に「女としての色気、足りてない? もしかして枯れてる…?」と不安になったりするもの。
トップモデルから一般人まで、美のエキスパートとして豊富な経験を持つ、メイクアップアーティストの早坂香須子さんに、女性としての色気をUPさせるべく「ドキドキの焚きつけ方」についてお話を聞いた。
1. クラシック&ロマンティックな詩集を。寝る前のベッドで特別な時間
寝る前は、ついSNSやオンラインショップ、ゲームなどスマホを触ってしまいがち。そんな日常にちょっとドラマティックな要素を取り入れたいときは、恋愛系の詩集を読んでみるのがおすすめ、と早坂さん。
「エミリー・ディキンスン」は、19世紀アメリカを代表する女性詩人。生前に発表した詩はわずか数篇。生涯独身で、人生のほとんどを家で過ごすなど、謎の多い女性。ときに情熱に溢れた官能的な愛の詩も書いている。心にグッとくること間違いなし。
2. スッピンだけれど、口もとだけ赤リップ。深夜までやっている本屋へ
スッピンでもいいから、赤リップだけ塗って、夜な夜な本屋へ出かけてみる。想像しただけでもドキドキしませんか?
コメント: 早坂さん
ノーメイクにリラックスした服装。でも口もとだけは赤リップをつけて。目的が決まっているならオンラインでポチっと購入するのもいいけれど、たまたま目に留まった素敵な本を物色するのも贅沢な時間。
心も体も素の自分だからこそ、素直にインスピレーションに従ってドキドキするものが見つかるかも?
3. お気に入りのミニドレスで、おしゃれなバーへ。旬のドリンクをオーダー
雑誌で見た気になるバーに、ドレスアップして出かけてみる。もしかして、そこには新しい出会いが待っているかも…。旬のフルーツを使ったカクテルなどならトライしやすい。いつもと違う気分を堪能してみて。
お酒が得意でないひとも、最近のバーはノンアルコールのものも用意してあるところが多いので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
コメント: 早坂さん
4. 大人なレースを使った1枚仕立てのランジェリーをつけてみる
繊細なレースを贅沢にあしらったブラのデザインはさまざまだけど、早坂さんがおすすめするのは1枚仕立てのもの。パッドの取り外しが可能なタイプを選んで、レースが透けたまま着用するのも◯。
普段は難しくても、休みの日だけ挑戦してみて。パッドが付いていない1枚仕立てのレースの下着で過ごすと、まるで海外の女性のような気分になれるはず!
コメント: 早坂香須子さん
5. カカオ含有率の高いチョコレートをひとかじり。恋してる気分を思い出せるかも?
チョコレート(カカオ)に含まれる「フェネチルアミン」は、別名「LOVE MOLECULE」(直訳すると恋愛物質?)と呼ばれている。恋愛中、彼のことを考えただけでドキドキする、あの気持ち。そのとき、脳内には「フェネチルアミン」が分泌されているそう。チョコレートで脳を騙して、疑似体験できてしまうかも。
by.S編集部メンバーたちの、“焚きつけ方”はどんなこと?
最後に、by.S編集部メンバーが実際にやっている・やってみたい「ドキドキの焚きつけ方」をご紹介。
シルク素材やレース素材など、普段は買わないようなこだわりのパジャマを購入。寝るときに、いつもは感じないドキドキ感を味わえます。(by.S 女性エディター/27歳)
コメント: ライター取材
月に1度の美容室。あえてイケメン男性スタッフを指名。無条件にドキドキします。(by.S 女性エディター/30歳)
コメント: ライター取材
なかなか手を出せずにいるけれど、描写の表現が美しい「官能小説」を読んでみたい…!(by.S 女性エディター/25歳)
コメント: ライター取材
胸が高鳴るアイテムを上手に取り入れながら、普段と少し違った気分で過ごすこと。また、旬のものだけでなく自分の軸を持ってしっかりと選び、身につけるのが色気のある女性への近道といえそう。
「ドキドキが足りない」とお悩みのあなたは、何を試してみたい?
取材協力/メイクアップアーティスト 早坂香須子
私の愛用書は「エミリー・ディキンスン」です。
コメント: 早坂さん