女性なら誰しもが憧れる結婚式。ドレス選びももちろん大切だけれど、意外と悩んでしまうのが「ヘアメイク」。特に、前髪のスタイリング方法に悩んでいるひとはきっと多いはず。
ウエディングヘアメイクの小林理保さんいわく、似合う前髪はそのひとの「顔型」によって変わるんだって。そこで今回は、似合うウエディングヘアを顔型別に教えてもらった。花嫁さんはもちろん、お呼ばれヘアでも使えるポイントばかりだから、ぜひチェックしてみて!
まず押さえておきたい「結婚式ヘア」の大前提
そもそも結婚式の準備期間に、どんな髪型でいればいいかわからない…。そんな疑問に小林さんが答えてくれた。
結婚式を控えているとなると髪もきれいに整えたくなるものだけれど、ヘアメイクが決まるまでは一旦放置して、伸ばしておくのが賢いやり方のよう。
さらにもう1点。顔型問わず、顔周りに「後れ毛」をたくさん残してしまうと、ドレスのボリューム感とのバランスが悪くなってしまうのであまりおすすめしていないそう。顔周りはすっきりとまとめるか、あえてのダウンスタイルにする方がベター。
丸顔さん=「縦のライン」を強調
丸顔さんには、顔の「縦のライン」を強調するヘアスタイルがおすすめなんだそう。縦ラインをつくることで顔の横幅が目立たなくなり、顔の丸さをカバーできる。
丸顔さんは、思い切ってセンター分けなどでおでこを広めに出した方が、縦ラインが強調されて小顔に見えます。オールバックも、トップにボリュームが出るのでおすすめ。
コメント: 小林理保さん

出典: 小林さん提供
前髪を流す場合は7:3もしくは8:2くらいを目安に端の方で分けて、斜めに流すのがおすすめ。横に広がるように流してしまうと顔の横幅が強調されてしまうため、眉山にかかるくらい縦に下ろすようなイメージで流すと◎。
面長さん=「横のライン」を強調
面長さんの場合は、丸顔さんとは逆に「横のライン」を強調するヘアスタイルがおすすめなんだそう。横ラインをつくることで顔の縦幅が目立たなくなり、面長をカバーできる。

出典: 小林さん提供
写真左は、前髪を縦に下ろしたパターン。丸顔さんには似合うけれど、面長さんの場合は顔の長さが強調されてしまうため、避けた方がベター。
写真右のように、前髪を広めに下ろして、おでこの見える面積を狭めるのがおすすめ。前髪の長さは、眉毛が隠れるくらいが◎。

出典: 小林さん提供
ちなみに面長さんには、サイドにボリュームを持たせたクラシカルな髪型も似合う。普段と雰囲気をガラッと変えたいひとは、是非試してみて。
ベース顔さん=「縦のライン」を強調&トップに高さを出す

出典: 小林さん提供
エラが張っているのが気になる… というベース顔さんは、丸顔さん同様に「縦のライン」を強調するヘアスタイルがおすすめ。前髪を下ろす場合は、縦に流すように意識してみて。
えり足やサイドに髪を残してエラを隠してしまうのもあり。ダウンスタイルも似合いやすいみたい。

出典: 小林さん提供
アップにする場合は、トップにボリュームを出すのがおすすめ。縦のラインが強調できる上に、トップを目立たせることでエラに目が行きづらくなるんだそう。
一生に一度の結婚式。せっかくだから自分に一番似合うヘアスタイルにしたいもの。コンプレックスをカバーできるポイントを押さえておけば、きっと素敵な花嫁になれるはず。
取材協力/ROI Wedding 小林理保
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基本的に、前髪もそれ以外も、なるべく伸ばしていただいた方がいいですね。ある程度伸ばした状態でリハーサルに来ていただいた方が、提案できる髪型の幅が広がります。当日のヘアスタイルが決まってから、それに合わせてカットやカラーで整えるのがおすすめです。
コメント: 小林理保さん