ここぞという日に限って、前日ソワソワして寝付けず、フェイスラインはむくみ、メイクのノリもいまいちなんてことが多いもの。
そこで今回は、いま女性誌などのメディアに引っ張りだこの 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長として活躍する高橋栄里さんに撮影日の前日から当日にかけてやっている美容法について話を伺った。
撮影の前日~当日にやってること ~インナーケア編~

出典: 画像提供:皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
# 入浴時の風呂温度は38℃前後
現場でピークを迎えるための準備は、前日からコツコツと。お風呂から上がったら、ストレッチをして、肩こりや筋肉のこわばりなどをほぐすのも、「撮影前日」のルーティンなのだとか。
# インナーケアはビタミン摂取を積極的に
そして、写真映りに大きく影響してくるのがお肌の状態。シミやしわが一切ない美肌の持ち主、高橋先生が「美肌に欠かせないですね」と語るのが「ビタミンC」。
それから、インナーケアとして高濃度ビタミンC 点滴で疲労回復を。あとは、野菜がたっぷり入ったスープを飲んで便秘の解消にもつとめますね。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
撮影の前日~当日にやってること ~スキンケア編~
# 即効性が高い美容医療を
ここぞというときには、前もってクリニックで施術を受けるのも〇。高橋先生によると「ケミカルピーリング」や「レーザーフェイシャル」などがおすすめなのだそう。
皮膚の表層のケアとして「ケミカルピーリング」や「レーザーフェイシャル」などで皮膚のターンオーバーを整える他、皮膚の真皮層~筋層までのケアには「高周波」と「HIFU(高密度焦点式超音波)」などを利用しコラーゲンの再構築を促し、皮膚の全層のケアを心がけることで、毛穴・シミ・くすみ・たるみなどへの効果が期待できます。
また皮膚の表皮~真皮浅層といった皮膚の浅い層に美容成分を直接細かく注入する「水光注射」も、ベースとなる素肌が潤いツヤが出るため、パックよりも即効性と持続性が期待でます。保湿力もぐっと高まり、お化粧のノリも抜群によくなりますので、肌の疲れを感じたときはお肌のレスキュー対策としてもよく行っています。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
施術を受ける時間がないときは、顔のパックをして保湿とハリ感を出し、ボディクリームで足や肩、腕、首、デコルテなどをマッサージしています。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
# からだを冷やさない
そして、高橋先生が「実は、スキンケア以外にもマル秘アイテムがあるんです」と教えてくれたのが…
私のマル秘アイテムは腹巻きです。冷え症を解消することで、肌のターンオーバーの周期を整えるなど、結果的に美容効果が期待できます。
また、昼用のものは姿勢を正してくれるアイテムも多いので、そういったものを選ぶことで疲れにくくなるでしょう。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
撮影の現場でやること
# 顔の血行を良くする
「こんな日に限ってメイクのノリが悪い…」なんてときも、プロの技がお助け。高橋先生が現場で取り入れている、こだわりの美容テクニックを聞いてみた。
撮影の前は、手の平で軽く押すようにして顔のマッサージを行い、顔を温めてからメイクをしはじめます。これによって血行不良が解消され、メイクのなじみ方や映え方が変わってきます。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
# フェイスラインを整える
せっかくきれいにメイクをしても、フェイスラインがぼんやりしていると、顔全体がぼやけた印象に。高橋先生はフェイスラインをスッキリさせるために、肌のハリを出すようなケアを心がけているそう。
フェイスラインを整えるには、頭皮からのアプローチが大切。顔のリフトアップ効果のあるスカルプエッセンスで、頭皮のこわばりをほぐします。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん
「美」は女性にとって永遠のテーマ。
美容のプロがやっているスペシャルケアは、ここぞというときはもちろん、美容で自分磨きのために取り入れたいものばかり。今度の休日の予定は、これで決まりね!
取材協力/皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里
撮影や取材の前日は、お気に入りの入浴剤をお風呂に入れて、38℃前後のぬるめのお湯で半身浴をしますね。副交感神経が優位になり、自律神経を整えて良質な睡眠に導いてくれるからです。
コメント: 皮膚科医、日本アンチエイジング美容医療協会理事長 高橋栄里さん