モードなイメージが強かったり、使ってみると顔色が悪く見えたり…何かと使いこなすのが難しい「グレー」と「ネイビー」のアイシャドウ。なんとなく苦手意識を持っているというひとも少なくないのでは? 今回は、コスメブランド・セルヴォークやエッフェオーガニックのディレクターを務める田上陽子さんに、「グレー」と「ネイビー」のアイシャドウを上手に使うコツをレクチャーしてもらった。
アイシャドウパレットで残りがちな色ってどうしたらいいの?

出典: 編集部私物
パレットであまりがちなグレーとネイビーのアイシャドウ。田上さんによると、これらの2色は「ピンクのリップ」を使うことでよみがえらせることができるのだとか…!
確かにグレー×ピンク、ネイビー×ピンクは、ファッションでは鉄板の組み合わせ。メイクの相性が良いのも納得できる。
簡単!残り色を上手く使うコツ
また、アイシャドウの使い方にもちょっとしたコツがあるそうで……?
グレーやネイビーを使うと顔色が悪くなってしまうというひとは、チップや筆でアイシャドウをしっかりのせ過ぎているのかも。指を使ってラフにボカすようにすると、顔になじみやすくなります。
コメント: 田上陽子さん
グレーのアイシャドウを使った旬メイク
それではさっそく、それぞれのアイシャドウを使ったメイクを実践していこう。まずはグレーを使ったおすすめメイクを2つご紹介。
<単色をアイホールに使う>

出典: ライター撮影
マットなグレーのアイシャドウをアイホールに広げた単色メイク。アイライナーなしでヌケ感を出すのがポイント。
<下まぶたにのみグレーをひと塗り>

出典: ライター撮影
下まぶたに薄いグレーを入れたメイク。パールの入ったグレーは特になじみやすそう。
ネイビーのアイシャドウを使った旬メイク
続いて、ネイビーを使ったおすすめメイクを4つご紹介。
<単色をアイホールに使う>

出典: ライター撮影
ネイビーをアイホールに広げた基本のメイク。ネイビーは色が濃いので、薄くボカしておくのがポイント。
<部分使いで黒目がちな瞳に>

出典: ライター撮影
こちらはアイライナーでもよく使われるテク。黒目の上や下だけにネイビーをのせると、黒目が大きく見える効果がある。
<初心者も使いやすいライン使い>

出典: ライター撮影
アイライナーのように目のキワのみにネイビーをひけば、デカ目効果アップ。
<モードな気分のときは二重幅に>

出典: ライター撮影
二重幅にボカさず塗ると、モードな印象に。
「×ピンク」のコーディネートメイク

出典: ライター執筆
アイメイクをマスターしたら、仕上げはリップ。グレーやネイビーのアイメイクを引き立てる、田上さんのおすすめピンクリップはこちら。
※写真左から<13><14><17>
ディグニファイド リップス
全22色
3,200円(税抜)
/セルヴォーク
お問い合わせ
セルヴォーク(celvoke)
03-3261-2892
http://celvoke.com/

出典: ライター撮影
※写真上から<13><14><17>
“ツヤ以上マット未満”という絶妙な質感のリップは、ピンクでも可愛くなり過ぎないのが魅力。塗りくらべてみるとわかるように、一口に“ピンクリップ”と言っても色味は全く違うので、自分好みのカラーを店舗で探してみて。
ちょっとしたコツさえ掴めば、ドレッサーに眠っていたカラーも一気に主役に。普段は無難なブラウンアイシャドウを選びがちというひとも、ぜひこの機会にグレーとネイビーを使いこなしましょ。
取材協力/ エッフェオーガニック・セルヴォーク ディレクター 田上陽子さん
あ、本当にグレー残ってた…。
コメント: 編集部コメント