かわいらしい「たれ目」は、女子の永遠の憧れ。でも「私はたれ目じゃないし…」と諦めていたひと、いない?
そんなあなたに朗報。目元プロデューサーの垣内綾子さんいわく、とろんとした目元はメイクで手に入れることができるんだそう。ポイントとなるのはずばり、アイライナーの引き方。これは試すしかない!
「たれ目」が愛される理由って?

出典: 垣内さん提供
たれ目が愛されるのは、ふんわりやわらかく、子供っぽい愛嬌もプラスされ、癒されるイメージを持たれるのが理由。
たしかに、石原さとみさんや有村架純さんなど、男女問わず人気の女優さんでもキュートなたれ目の印象が強い。
日本人はつり目に悩むひとが多いため、世代問わず「たれ目」に見せるメイクが好まれているけど、実際にメイクでたれ目をつくるにはどうすればいいの?
プロが教える、「たれ目メイク」の一部始終を✔︎
まず、たれ目=目尻が目頭より下がっているように見せるのが大前提。目のカーブに沿って、アイラインとアイシャドウで目尻を下げて描くのがポイント。たった2ステップのコツをマスターするだけで、今っぽい愛されたれ目が完成するんだとか。

出典: 垣内さん提供
①ダークブラウンなど黒目に近い色のアイラインを、目のカーブに沿って下側に2~3mm長く引く。下に引きすぎると不自然に見えてしまうため、あくまで目のカーブの延長線上に来るように意識して。
ここで使うアイライナーは、初心者ならペンシルタイプがおすすめ。もしずれてしまった場合は、すぐに綿棒で調整すればOK。

出典: 垣内さん提供
②目尻からはみ出すように引いたアイラインを、ラインと似た色味のアイライナーかアイシャドウで、外側に向かってふんわりぼかしてグラデーションをつくる。真っ黒だと濃くなりすぎて浮いてしまうため、アイライン同様、黒目の色に近いブラウンを使うのがおすすめなんだそう。
垣内さん流たれ目メイクの一番のポイントは「ぼかし方」と「色味」なんだとか。
ぼかしてグラデーションをつくるのが苦手なひとは、指でポンポンとやさしく叩いたり、はみ出したところを綿棒で調整したりして、自然な影をつくってみて。
「たれ目メイク」におすすめのアイライナーはコレ!
たれ目メイクを成功に導くアイライナーの条件は、引きすぎたときの調整のしやすさと、色の濃淡の出しやすさ。初心者でも使いやすいのは、えんぴつ型のペンシルタイプのライナーなんだそう。
M・A・C プロ ロングウェア アイ ライナー
リッチ エクスペリエンス
2,900円(税抜)
M・A・C ☎︎03-5251-3541
よれにくいと定評のある「プロ ロングウェア アイ ライナー」。写真の「リッチ エクスペリエンス」は、一見ブラックに見えるけれど、光を当てると綺麗な瞳のようなダークブラウンに見える優れもの。美しいアイラインを長時間キープできる。

出典: ライター撮影
M・A・C アイ コール テディ
2,200円(税抜)
M・A・C ☎︎03-5251-3541
そして「アイコール」でさっと陰影をいれることも。芯がソフトで描きやすいアイペンシルなので、自由にぼかしてスモーキーに仕上げることが可能。簡単にたれ目メイクができる逸品。
写真の「テディ」は、オーソドックスで使いやすいブラウン。色展開は他にもあるので、「自分の黒目に近い色」を基準に選んでみて。
ちなみにアイシャドウは、ブラウン系のパレットに入っている一番濃い色を使うとなじみやすいんだそう。手持ちのパレットで、ぜひ試してみて。
垣内さん流たれ目メイクは、陰影をつけて目尻を強調しつつも、柔らかさを感じさせる目元で好感度アップ間違いなし。もちろん、モテ効果も抜群! 男女問わず愛される「たれ目」を、メイクでいますぐ手に入れて。
取材協力/目元プロデューサー 垣内綾子
「陰影」を重視してアイメイクをすると、より印象的で魅力的な目元になります。「影をつくる=べったり塗りつぶす」と思っているひとがいますが、実際の影も真っ黒一色ではないですよね。
メイクでつくる影も同じ。黒で塗りつぶすのではなく、黒目に近いブラウンを使ってナチュラルに仕上げるよう心がけましょう。
コメント: 垣内綾子さん