「言葉攻め」は、うまくいけば興奮度が増す素敵なプレイの一つ。照れくさくなるようなワードも、セックス中ならアリという女性も多い。でも、ポイントがズレてると台無しになることも。産婦人科医の宋美玄先生に、NGな言葉攻めについてお話を伺った。
NGワード1.「どう? どう? 気持ちいい?」
たとえば「どう?気持ちいい?」「イキそう?」としつこく聞いてくる彼は、自分のテクニックに酔っているだけなのかも。正直イマイチと感じていたら、返す言葉もない…。
NGワード2.「君の両親がこの姿を見たらどう思うだろうね…」
自分が興奮して乱れている姿を、客観的に切り取られる言葉には一利ナシ。快感を高める言葉は、具体的になればなるほど場を凍らせる。
意外とセックスを盛り上げる会話って、語彙が限られているんです。言葉攻めで女性がみんな喜ぶと思い込んでいる男性は、セクシービデオの見過ぎの可能性大ですね。
コメント: 宋美玄先生
長々と返事をしなければならない質問も、ムードが壊れるのでNG。こちらサイドが我に返るような言葉をわざわざ放つ必要性が不明…。
NGワード3.「俺のこと好き?」「エッチ好きなの?」
普段聞けないからといって、セックスの場で本音を聞こうとする彼。理性を失っているいまなら、話してくれるんじゃないかという期待は、女性にとってはうっとうしい場合も。
「何年ぶりのエッチ?」「元彼よりも良い?」など、過去と比べて上に立ちたがる彼には幻滅する女子が多いです。
コメント: ライター取材
ボキャブラリーの引き出しが豊富な文豪などでない限り、TPOに合わせて適切な言葉をチョイスするのって、けっこう難しい気が…。
NGワード4.「今日は中に出しちゃおうかな」
自己中ワードは言葉攻めどころか「失言」。まだ結婚の約束もしていないパートナーとのセックスで「中出し」なんて言われたら、付き合いそのものを見直しても良さそう。
その場の快楽のために避妊をしない男性は、彼女どころか自分の身も守れないひと。言葉攻めのセンスがなく、悪い印象しか残りません。
女性が身も心も解放される「言葉攻め」を
褒めたり共感したり、名前を呼んでくれたり…。恥じらいにブレーキをかけて、解放してくれる言葉なら、彼女の本能が目を覚ますきっかけになるのかも。
「言葉選び」と「タイミング」は、お互い慎重に。
取材協力/産婦人科医 宋美玄先生
言葉攻めは「タイミング」と「ワードセンス」。失敗するとセックスを台無しにします。ただ耳もとで囁けば良いというわけではないので、絶対的に有効とはいえないですね。
コメント: 宋美玄先生