家に帰るとすぐにブラジャーを外したくなるひと、多いはず。でもそれは、自分に合っていないブラのつけているからかも。他にも「ワイヤーの跡がついている」、「1日に何度もズレを直す」というひとは、今のブラを見直す必要がありそう。ランジェリープロデューサーの九冨里絵さんに正しいブラの選びかたと付け方を聞いた。
ブラを正しく選んで着けていれば、痛くなることはありえない

出典: 九冨さん提供
ブラを正しく選んで正しく身に着けていれば、基本的に前述で列挙したようなことはなくなるはず。合っているものを選んでいれば外したくなることはない。九冨さん曰く、「ブラは絶対試着しなきゃだめ」とのこと。では、どうやってブラを選べばいいの? ポイントは、胸のカップでもアンダーでもなく“バージスライン”と呼ばれるものだった。
ブラのホック、どこで留めていますか?
ところで、ブラのホック、どこで留めても合っていれば良いと思っているひと、それは間違い。実は、「一番ゆるいところで留めること」が世界的に正解だとされているんだとか。
洗濯するとブラはのびてきてしまうアイテムなので、ホックはのびてきたときに短くしていくという役割を持っている。そもそも選ぶ際に、きついところで合わせて買っていたり、アンダーをきつめに締めてストラップで調節しようとしたりするのはNG。一番ゆるいところで試着してサイズを選んで、ゆるくなるまではその位置で着けてあげて。
正しいブラの付け方・選び方
1、ワイヤー部分を持ち、直立したまま、カップを下からすくうようにして、バストを入れる
2、ホックを留めたらアンダーベルトをそのまま肩甲骨の下まで引っ張る
※ホックを先に付けてぐるっと回すという方法でも問題ないが、きちんと下までひっぱってバージスラインを合わせることが大事。
3、肩ひもの長さとフィット感を調節
4、カップの中にバストを寄せる
これを踏まえて、自分に合っているか、バージスラインをチェックしよう!
プロおすすめ、良いブラの選び方
九冨さんおすすめの良いブラの見分け方は大きく3つ。これだけ押さえて良質なブラを探そう。
1、アンダーベルトを引っ張って、カップのワイヤーが広がらないもの
2、カップの下からカップのトップまでの長さが全体の2分の1以上のもの
3、肩ひものストレッチがきいたもの
コメント: 九冨さん
ブラはできれば着けたくないものと思っているひと、もったいない。ランジェリーは、たくさん形やデザインがあって、着るだけで心地よくテンションのあがるもののはず。女たるもの、女をもっと楽しまなきゃ。早速、自分にあった運命の1枚を探しに出かけよ。
取材協力/ランジェリープロデューサー 九冨里絵
痛くなるひとや、すぐにずれてしまうひとに多いのが、“バージスラインがあっていない”こと。アンダーをきつくし過ぎるとバージスラインが合わなくなってしまうので、すこしアンダーを大きくして調節するなどすると改善する可能性が。
アンダーを無理して小さいサイズキープしようとするひと多いのですが、例えば、D65とC70はほぼ容量は同じ。洋服もSもMも着れることがあるように、しっかり自分にあったバージスラインを探してサイズ選びを心がけて。
コメント: 九冨さん