女たるもの、洋服だけじゃなくて“ランジェリー”も優雅に着こなしたい。胸もとの開いたドレスを着るときは谷間を作り、ボディラインの出る服では美乳を見せつけて。ランジェリープロデューサーの九冨里絵さん曰く、着る洋服によって合う下着はそれぞれで、体型によっても美バストの作りかたは変わってくるのだとか…。
そもそもブラに種類があるの、知ってた?

出典: 九冨さん提供
ブラは、大きく分けると「フルカップ」、「2分の1カップ」、「4分の3カップ」、「バルコネット」の4つの種類がある。それぞれ、バストを覆う範囲やワイヤーの位置が異なるため、自分のバストのかたちの特徴やどういったバストのかたちを実現したいかで、選ぶ種類変えたほうがいいのだとか。
自分の骨格を知って、マイランジェリーを探す

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バストが大きい・小さいでブラのカップを選ぶけれど、どの種類が自分に合っているか選ぶのは、バストのサイズだけではない。
九冨さん曰く、“骨格”がバストと密接な関係があるのだそう。骨格は、ぽっちゃり・やせ型、関係なしに生まれ持った骨のかたちによって、胸の位置を左右する。
骨格には、大きくわけて「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」がある。
ストレート:身体に厚みのあるタイプ。鎖骨はあまり出ておらず、手は身長の割に小さくふっくら肉厚。
ウェーブ:身体が薄く、特に上半身が華奢なタイプ。鎖骨はくっきりと出ていて、首が長い印象。
ナチュラル:関節が目立ち骨格がしっかりしているタイプ。鎖骨が大きく目立っていて、手は身長の割に大きく、手のくるぶしがはっきりとしている。
ストレートの人は、体に厚みがあるのでバストトップが外向きにあります。また、ウェーブやナチュラルな人・デコルテがある人は、バストが前を向いていて下にさがっている人が多いんです。外向き・内向きかどうか、バストトップの位置などでブラを選ぶのがおすすめ。
一番きれいに見える“理想の美乳黄金比”は、顔とバストトップ(乳首)のラインがきれいな三角形にすること。乳首間を近づけるとかわいらしくなり、離すとモードっぽくなりますよ。
コメント: 九冨さん
服に合った下着選びとは?

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洋服で下着を選んでいる人は少ないと思うけど、下着選びに失敗していて、その洋服や自分のボディの魅力を半減させてしまっているかも。
例えば、洋服によってはデコルテに胸をもっていきたいか、谷間をつくりたいかが異なるはず。簡単に取り入れるには、襟元がVになっている服は谷間を、デコルテが出る服ならバストを上へ、を意識してみて。
シャツブラウスだったら、真ん中に寄せすぎると過剰にセクシーになってしまうなど、下着によっては同じ服も見え方が違ってきます。乳首の間隔が20cmくらいが◎。とがったバストラインのブラを選ぶとシャープな雰囲気に合って良いです。
またTシャツは、丸みのあるトップに高さをつけたラインがひびかないシームレスのものがおすすめ。オフショルの場合は、フロント位置が高くアンダーのベルトが太いものを選ぶとストラップを外しても安定しやすいです。
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取材協力/ランジェリープロデューサー 九冨里絵さん

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フルカップのブラは、広範囲が覆われているのでお肉をきちんと入れられる、大きいバストの人向け。逆にそんなにバストが大きくないかたはフルカップのブラを付ける必要はないんです。
2分の1や4分の3は、バストを横のお肉を寄せてくれるので、谷間をつくるのに◎。さらにパッドを入れると、さらに盛れます。バルコネットは下から上にバストアップをするタイプなのでデコルテにバストを持っていきたいときにおすすめです。
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