現代の女性は骨盤底筋が衰えることによって「膣の力」が衰え、女性ホルモンのパワーも減退しているひとが多いって知ってた…? 実は女性ならではの不調や不妊などの原因にもなると言われているのだとか。
そこで、インナービューティーインストラクターの松葉子さんに簡単にできる骨盤底筋トレーニングを教えてもらった。
骨盤底筋ってなに? 衰えやすくなる原因はあるの…?
まず骨盤底筋とは、二層三層につらなった、膣・尿道・膀胱・子宮・腸などを支えるハンモックのような筋肉のこと。尿道や膣を支えているから、骨盤底筋が衰えると膣がゆるみ、尿もれをしやすくなってしまう。
そんな骨盤底筋は、加齢や運動不足などの理由で衰えやすくなるのだとか。
アラサー世代でも「尿もれ」や「女性ホルモンの乱れによる不調」に悩むひとが多いのはこれが原因かも…。
いますぐ、松さんオリジナルの骨盤底筋を鍛える“秘密のトレーニング”をマスターして女性力を高めて。
秘密のトレーニング その1:骨盤底筋を鍛える「タオルふんどし」
骨盤底筋を鍛えるときは「お手洗いを我慢しているときの感覚」がポイントです。このときに骨盤底筋に力が入っている状態で行うように。
コメント: 松葉子さん
骨盤底筋を鍛えるのに効果的な、松さんオリジナル“秘密のトレーニング その1”は「タオルふんどし」。フェイスタオルを用意して、さっそくスタート!
①フェイスタオルを縦に長細くたたんで、片端を股の下にはさんで体育座りのように膝を立てて座る。
②少し膝を開いて、フェイスタオルの片側(はさんだのと反対側)を手に持って引っ張る。ふんどしを締めるような姿勢に。
③タオルを引っ張ると同時に、お手洗いを我慢しているように骨盤底筋の前側に力を入れている意識で1分ほどキープ。
「タオルふんどし」で余裕があるひとは、フェイスタオルを引っ張らなくてもOKです。骨盤底筋の前側と内ももに力が入ってる状態になっていると思います。
コメント: 松葉子さん
秘密のトレーニング その2:骨盤底筋をさらに鍛える「手ナプキン」
骨盤底筋を鍛える、もう一つの松さんオリジナルトレーニングは、その名も「手ナプキン」。手を生理用ナプキンに見立てたトレーニング。
①あぐら座で座って、片手をナプキンのように股に挟む。
②はさんだ手をすっと吸い上げるように、お手洗いを我慢している感覚で力を入れて1分キープ。
このとき、ワナワナと小刻みに震えるような感覚があってOK。
骨盤は二層三層と何層にも筋肉がつらなっているので、前側と後ろ側と分けて鍛えてあげると効果的です。
コメント: 松葉子さん
まずは「秘密のトレーニング」で骨盤底筋に力を入れて鍛える感覚を覚えて。何も使わなくても骨盤底筋に力が入るのが理想の状態。
日々の生活のなかで骨盤底筋を使うことが少ないから、最初は毎日続けて意識することからスタート! 膣のおばさん化をストップさせましょ。
取材協力/インナービューティーインストラクター 松葉子さん
骨盤底筋を鍛えることによって膣トレーニングもでき、女性ホルモンも本来の働きをしやすくなります。
コメント: 松葉子さん