新年会など、みんなで集まることが多くなるこの季節。
楽しさから、ついつい飲みすぎてしまって、翌朝顔がパンパンにむくんでいたり…。そんな、二日酔いブスをどう脱する?
ベジ活アドバイザーの生井理恵さんによると、朝食に野菜を摂ること、通称「朝ベジ」がおすすめ、とのこと。なかでも、この季節は栄養素をたっぷりと含んだブロッコリーを。
11月~2月に旬を迎えるブロッコリーは、栄養がたっぷり含まれているうえ、いろいろな料理に使いやすいと人気。でも、実際ブロッコリーに含まれる栄養素が何か知らないひとも多いはず…。
そこで生井さんに、ブロッコリーの「栄養素」とおいしく食べるための「調理法」を教えてもらった。
こんなに、体にうれしいことが…!? ブロッコリーの栄養素をおさらい
ブロッコリーには、むくみを解消するといわれているカリウムが豊富に含まれている。しかも、食物繊維とマグネシウムも多く含まれているから、便秘のひとにも◎。さらに、ビタミンA・B・C・Eを多く含み、美肌効果にも期待。
二日酔いの朝に摂取するべきなのもうなずける。
またβカロテンは、乾燥肌予防や免疫機能を正常に保つ働きがあるため、風邪予防としても◎。さらに、シミやそばかすの予防や、肝機能を高める効果があるスルフォラファン(解毒機能を高める働きがあるため肝機能を向上させると考えられている)含んでいるため、二日酔いのときにうれしい野菜。
二日酔いブス知らず! 栄養素を逃がさない「ブロッコリースープ」
ブロッコリースープのつくり方は簡単! 市販のトマトジュースを利用すれば、栄養満点のスープがサッとできちゃう。忙しい朝に、ぴったりの調理法。ぜひお試しあれ。
材料(つくりやすい分量)
・ブロッコリー 2分の1株
・キャベツ 2~3枚
・ニンジン 3分の1本
・タマネギ 2分の1個
・トマトジュース 200ml
・水 200ml
・顆粒コンソメ 小さじ2
・塩、イタリアンパセリ 適宜
作り方
①トマトジュースと水を火にかける。
②ブロッコリー、ニンジン、タマネギを食べやすい大きさに切る。
③①の鍋に②の野菜を入れる。
④キャベツを手でちぎり、顆粒コンソメと一緒に鍋に入れる。
⑤野菜に火が通ったら塩で味をととのえて完成。
ポイントは、「スープ」にして摂ること!
さまざまな料理にマッチするブロッコリー。でも生井さんによると、ブロッコリーの栄養素をしっかりと摂りたいなら、サッとゆでた「温野菜」や「スープ」にするのがおすすめなのだそう。
それって、どういうこと…?
飲み会は楽しいけれど、翌朝、パンパンにむくんだひどい顔を見ると嫌気がさす。そんなときは、絶品「ブロッコリースープ」をゴクリしてみて。
もう明日から、二日酔いブスとは言わせないわ。
取材協力/ベジ活アドバイザー 生井理恵さん
ブロッコリーに含まれるビタミンCは、水溶性のため熱に弱いんです。2~3分ぐらいでさっと茹でることをおすすめします。スープにすれば、熱で溶け込んだ栄養素も摂取できるので、ブロッコリーの栄養素をしっかり摂るなら「スープ」が一番です。茎にも栄養素が含まれているので、できれば茎も一緒に煮込んで食べられればもっといいですよ。
コメント: 生井理恵さん