「服を着ていればバレないし」と思って油断してない?
いざというとき、下着姿になると自分のボディラインがあらわに。とくに気がつきにくい、うしろ姿はブラ紐・ショーツからはみ出るお肉に愕然とすることも…。これらの、一度つくとなかなか落としにくい「はみ肉」はなぜついてしまうのか。
今回は、ショーツからはみ出る腰まわりのお肉の原因と簡単エクササイズをインナービューティーインストラクターの松葉子さんにレクチャーしてもらった。
ショーツラインに乗っかる段々お肉…ついてしまう理由とは?
ショーツラインのお肉、つまり腰まわり、ウエストまわり、ヒップにお肉がつきやすいのはホルモンバランスが崩れていることや、姿勢が悪いことが主な原因である、と松さん。
ホルモンバランスの崩れは、ストレスや生活習慣など原因はさまざま。
姿勢が悪くなる原因は「骨盤」にあり!
骨盤を立たせていなかったり、脚を組むことなどで、骨盤がゆがみ血流が悪くなる。そうなることで、肉がつきやすい状態になってしまうのだとか…。
まずは骨盤を正しい位置に戻すことが大切。
松さんいわく、通常、骨盤は仙骨が前傾して閉まった状態のはずが、開きっぱなしになっていることが多いとのこと。骨盤が開いた状態だとお肉がつきやすくなってしまう。
きちんと骨盤が閉まった正しい位置で、エクササイズを行うと効果があらわれやすくなるというわけ。では、
骨盤を正しい位置に戻すにはどうしたらいいのだろうか?
脚上げエクササイズで、骨盤を正しい位置に
ショーツラインからはみ出る腰まわりのお肉にアプローチするには、まずお肉を落としやすくするために骨盤を正しい位置に戻す必要がある。
そのためにキーとなるのが「多裂筋(たれつきん)」という背中から腰にかけてつながるインナーマッスル。なかでも腰の多裂筋は、仙骨につながっているから鍛えることで仙骨が上がって骨盤が閉まりやすくなる。
そんな「多裂筋」を鍛えるエクササイズは、簡単3ステップ!
①床にうつぶせになる。
②下腹部に力を入れて、お尻の穴をキュッと締めてお手洗いを我慢しているような感覚に。
③両足を上げて10秒キープ。腰にキュッと力が入る感覚を身体と頭に覚え込ませて。
「腹斜筋」を鍛えて→腰まわりにアプローチ!
骨盤を正しい位置に戻したら、次は腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えてウエストや腰まわりのお肉にアプローチ。
①ダンベル(もしくは中身の入ったペットボトル)を両手に持って、足を肩幅に開いて立つ。
②腹斜筋に縮めるイメージで力を入れて、片側に身体を倒して戻す。逆側も同様に倒して戻す。これを左右20回ずつ行って。
③左右交互にゆっくりとねじる動きを20回ほど繰り返す。
このときも下腹部とお尻の穴にキュッと力を入れること、骨盤を立たせることを意識し続けることが大切です。
コメント: 松葉子さん
ちなみに、ショーツラインの下からはみ出るメンテナンスではないから注意してくださいね。
コメント: 松葉子さん
一度ついてしまうと落としにくい、ショーツラインからはみ出る腰まわりのお肉。ふだんは見られてないから、と油断は禁物。日ごろの姿勢と、骨盤の位置を正したうえでのエクササイズがポイント。
地道に根気強くケアを続けて、下着姿に自信を持てる身体へ。
取材協力/インナービューティーインストラクター 松葉子さん
うつぶせになることで、恥骨が床について骨盤が床と平行になります。これが骨盤の正しい位置。この状態で脚を上げると無理なく力が入りやすくなります。
コメント: 松葉子さん